2015.10.13
World Maker Faire New Yorkで見つけた私の好きなおもちゃ
Maker Faireでは、ほとんどすべてのものがおもちゃだと言っていい。なぜなら、それは人を楽しい気分にさせて、子どもの気持ちを呼び戻してくれるからだ。なので、今回は「子どもにおもちゃとして与えたいもの、そして自分でも遊んでみたいもの」に限定して紹介したいと思う。なかにはFaire会場やインターネットで販売しているものもあれば、まもなくKickstarterに登場するものもある。
PinBox 3000
これは、卓上ピンボールマシンになる、自分で装飾もできるレーザーカットキットだ。大人も子どももテーブルの上で夢中になることだろう。Kickstarterキャンペーンに成功した彼らは、現在商品化に向けてがんばっている。
Kamigami Robots
これはオモチャだろうか? ロボットだろうか? Swarmでプログラム可能な超高速の虫だろうか? どれもハズレではない。ちょこまか走ってぶつかり合ったりする様子が非常に面白い。スマートフォンからプログラムやコントロールができる小さなキットだ。10月末にKickstarterに登場する。
Nascent Rocketship Music Player
3Dプリントによるカスタマイズ可能なロケットだ。いろいろな組み合わせで好きな形が作れるのだが、私が気に入ったのはBluetoothスピーカーを内蔵できる点だ。まもなく市販される。
MakeBlock
かなり本格的な(値段も高そうな)オープンソースのArduino組み立てプラットフォームだ。でも、すごく楽しそうだ。キットまたは部品ごとに購入でき、プロッター、初歩級から上級のロボット、さらに3Dプリンターなども作れてしまう。このシステムの素晴らしい点は、自分で作ることで、おもちゃに対して真剣になれるところだ。
3DKitbash
この会社は、3Dプリントしたモンスター、ロボット、ヒーロー、ヒロインなどのファンタシーの世界を常に広げている。そのひとつずつをKickstarterキャンペーンに出しているのだ。最後に見てから、さらにロボットが改良され、RukiBotも新たに加わっている。次はなんだろう。もっとモンスターがほしい!
Robot Mustache Robot Kits
この楽しくて可愛らしいロボットキットに目を奪われた。フラットパックの形で、Maker Faire会場でだけ販売されているが、今年の末に立ち上げられるKickstarterキャンペーンに注意してほしい。おもちゃというより、木の彫刻だが、なんといっても可愛い。
Strawbees
正直言って、このチビたちは見過ごされやすい。これは、ストローを使ってものを作るためのコネクターだ。幼稚園の子ども向けといった感じを受けるだろうが、エアーホッケーのテーブルやドローンやリモコンのホバークラフトを見れば、その考えも変わるだろう。あらゆる年代のMakerにとって必須のアイテムだ。
Woolbuddy
最後に、柔らかいものを紹介しよう。私はMaker Faireで、この生き物たちを見るのが好きだ。Faireでは、簡単に自分だけの生き物が作れるフェルティングキットが販売されている。やってみよう。そしてふわふわを愛する自分を大切にしよう。
[原文]