2016.02.09
パパが作ってくれたスタートレックのミニチュアセット
MakerのDavid Weibergは、この「Star Trek: TOS」エンタープライズ号(編注:TOS = The Original Series)のブリッジを小さな息子のために作った。このプロジェクトを作るきっかけを、Davidはこう話している。
このプロジェクトは、息子のStar Trek TOSプレイメイトのフィギュアを見たときに始まりました。あの昔のテレビ番組のファンになった8歳の息子にプレゼントしたものでした。彼は、段ボールで簡単なセットを作って遊ぶようになりました。私は、息子が持っていた木製の美しいオモチャに刺激を受け、自由に組み合わせて遊べるモジュラー式のU.S.S.エンタープライズの中の部屋を作りました。分解して簡単に片付けられるようにもしました。なるべくスクラップの材料を使いました。ブリッジがいちばん難しそうだったので、ここから始めました。
できるだけ細かく、本物のブリッジのように見せるために、Davidはセットのオリジナルの設計図を手に入れ、それを「プレイメイト」のサイズに縮小した。しかしその途中で、プレイメイトは大人のプロポーションではなく、子どものプロポーションであることに気づき、それなりに設計を変更した。
ほとんどの部品は木で作った。ほぼすべてのものに目止め剤を塗り、床にはFlecktoneを貼ってオリジナルセットと同じカーペットの感じを出した。
たくさんあるクルー用の椅子は、ポリスチレンを切って組み合わせ、Apoxieパテを使って背もたれと座面に独特な雰囲気を出した。ひとつできると、それを原型にして型をとり、残りのブリッジの椅子を作った。
だいたいできたところで、Davidはプレイセットを組み立て、8歳の息子を招いて「お客様内覧会」を開いた。お客様は作業の進行具合にご満足のようだった。
ブリッジ内の手すりには、1/8インチ厚のプラスティックシートを使った。支柱は黒いスプレーで塗り、手すりは本物のブリッジと同じに見えるように赤で塗った。
ブリッジ内のすべてのディスプレイには、Photoshopのファイルを使った。それを光沢写真用紙にプリントして、美しいガラスの画面の感じを出した。
すべてを組み上げたDavid(とそのお客さん)は大満足だった。プレイセット全体にクリアのPolyacrylicを吹きつけた。オモチャっぽく見えるように艶ありを選んだのだ。
このほかの写真や詳しい情報は、このプロジェクトのInstructableページで見られる。
[原文]