2015.11.13
エンドアでのXウィングファイターの戦いを想定したテーブルトップRPG
Beasts of Warに属する仲良しのゲームギークたちがまたやってくれた。この春、びっくりするようなBattle of Hothのゲームと地形ボードを紹介した。イギリスで毎年開かれているSalute 2015ゲームコンベンションに出展されたものだ。今回のものは、ビデオゲームの「Star Wars: Battlefront」と、間もなく公開される新しいスター・ウォーズの映画のシーンからヒントを得て作られた。新しい地形ボードと、Xウィングファイターのための新しいルールをたった1日で作り上げることに挑戦した。その結果は、驚くべきものだった。
テーブルトップ・ロールプレインングゲームの世界には、こんな言葉がある。「gaming in the gaps(隙間のゲーム)」。公式には存在しないゲーム世界やルールのことだ。ミニチュアや地形ピースの種類も増えて、3DプリンターやレーザーカッターなどのDIYテクノロジーが発展したお陰で、大好きなゲームの世界にニッチな場所を見つけて、「隙間」でプレイしたいという人の数がどんどん増えているように感じられる。たった1日で完成したバトル・オブ・エンドアのセッティングの早さと完成度の高さは、その完璧な実例だ。
このゲームは、こんな疑問から生まれた。2つめのデススターが破壊されたあと、帝国軍と反乱軍は何をしていたのか。当然、帝国軍は撤退プランを立てていたであろうし、エンドアの森に逃げ込むのが合理的だ。Beast of Warは、エンドアの裏側にある基地に逃げ込み、それを反乱軍連合が必死に追いかけるであろうと考えた。「フォースの覚醒」の予告編の、ミレニアムファルコンとXウィングファイターとタイファイターが入り乱れて戦闘を行っているシーンから推測して、エンドアの空と森の中での戦闘という設定に決めたのだ。
スタジオの膨大な地形コレクションを使ってゲームに相応しい地形を作るBeasts of WarのWarren
たった1日でどうやって設定するのかを見てもらうために、Beast of Warでは、計画、テーブルの設定、空中戦(森の上や木の周囲を飛び回る場合など)と地対空戦のための特別ルールの作成の様子などをライブブログで公開した。
Johnは素早くペイントをして、すべてに統一感を持たせる
ボードの中心は、帝国軍基地と発電所だ。これらはAT-ATとAT-STの部隊によって守られている。また、強力なレーザー砲塔もある。反乱軍の目的は、発電所を破壊すること。帝国軍の目的は、これらの施設を守ることだ。
みんなで塗装を行い、短い時間で部隊を展開させた
この素晴らしいボードを完成させるために(しかもたった1日で!)、Star Wars: X-Wingレンジのミニチュアだけでなく、GaleForce Nine、Micro Art Studio、4Ground Miniaturesなどのサイズが合うスター・ウォーズのおもちゃも使った。地形ピースもいろいろなものを流用した。Star Wars: X-Wing用にサイズが合わされた28ミリの建物も使っている。
下のビデオは、完成したテーブルのフライスルーだ。J.J.エイブラムスばりのレンズフレアが入り、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲が流れる。
これが作られた日のBeast of Warsのライブブログはここで読むことができる。
[原文]