米連邦航空局が遠隔操縦飛行機(FAA)の規制を真剣に考えているひとつの表れとして、FAAはドローン規制プログラムを発表した。これは12月21日に発効されている。FAA広報官によれば、ドローンが大量に売れるであろう年末のお買い物シーズンに間に合わせた形となる。
「間違えないでほしいのは、無人航空機の愛好家は航空パイロットであるということです。その称号には大きな責任が伴うのです」と、合衆国運輸長官、Anthony Foxxは言う。「登録することによって、そうしたユーザーと共に無人航空機を安全に飛行させる機会が生まれます。私は、新しい航空パイロットたちがこの安全と責任の文化に加わることを、そして、アメリカのイノベーションを形作ってくれることを、大いに歓迎します」
新しいルールの下では、重さが250グラム以上55ポンド以下のドローンは登録が必要になる。登録費は通常は5ドルだが、発効後最初の1カ月は免除される。
登録は3年間有効で、インターネットでも書類でも申し込める。
「登録制にすることで、空域の新しい利用者たちに、実際に飛ぶ前に、空のルールや、空域を飛行する際に一般市民への責任があることを理解するよう教育ができます」とFAA長官のMichael Huertaは言う。
インターネットでの登録受け付けはホビイストのみ。業務用ドローンに関しては、登録システムはまだ準備中だ。
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