Electronics

2016.08.06

Maker Faire Tokyo 2016でドローンが乱舞! 2日目も熱戦が期待されるFPVドローンレース

Text by Yusuke Imamura

Maker Faire Tokyo 2016のHゾーン横にある特設会場で、FPV RACING JAPANが主催する「FPVドローンレース」が行われている。200グラムまでの小型ドローンでコースを周回し、そのタイムを競い合う。

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ドローンレースの会場。およそ12メートル×20メートルの範囲に作られたコースを周回する

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多彩なドローンがMaker Faire Tokyo会場に集結した

レースにエントリーしたのは21名。3名ごとの予選では、5分の時間内にコースを自由に周回、ベストラップを記録する。準決勝に進めるのは9名で、決勝は3名で戦う。準決勝以降はコースを5周、タイムを競うルールだ。

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スピードに乗ったドローンが軽快に飛び回る

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多くの選手がヘッドマウントディスプレイを使い、ドローンからの主観映像を見ながら操縦していた

初日の決勝に進んだのはmomotaro、枡井孝宏、山田友和の各氏。18時15分から行われた決勝をミスなくまとめて制したのは、枡井孝宏氏だった。大阪から遠征してきたという枡井氏は、関西でもドローンの大会を開催してほしいとアピールした。

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初日の優勝を飾った枡井孝宏氏

そのほかレースの合間には、オートデスクのFusion 360チームが設計し3Dプリンタで外装を出力したドローンのデモ飛行や、ドローン専用飛行場「Acro+」のスタッフで、国内の多くの大会で優勝経験を持つ岡聖章氏によるデモ飛行が行われた。また会場には、ドローンの挙動に応じて音や光がダイナミックに変化するヤマハの「Sound Drone Racing Concept」が展示されている。

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オートデスクのFusion 360チームが製作したドローン。外装の構造は3Dプリンタならではの設計

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ヤマハの「Sound Drone Racing Concept」。ドローンの操作を読み取り光や音の変化として出力する

Maker Faire Tokyoの2日目も初日と同様、ドローンレース大会やデモが行われる。ドローンレースへの参加登録は締め切られており飛び入りはできないが、LEDをきらめかせながら飛び回るドローンを見ることができるだろう。