Fabrication

2016.05.13

Weekend Watch: Layer By Layerが動画で教える3Dプリントのためのデザイン

Text by kanai

3Dプリントパーツをデザインする技能は、3Dプリンターを所有している人なら誰もが身につけるべき、というか、積極的に獲得すべきものだ。自分が欲しいものを正確にデザインする力は、それを実際に手に取ったときにすごいことだと感じると同時に、技術が不足しているがために正確にできなかったきのイライラも大きい。

Noe RuizhasはAdafruitでLayer by Layerという教育シリーズを続けている。プレイリストを見ると、3Dプリントのためのデザインを教えるビデオが40本以上ある。

Autodesk 123Dから始まって、Noeは、見栄えがよくて、きちんとプリントできて、意図したとおりに機能するデザイン手法をいくつか紹介している。たとえば下のビデオは、標準の6ミリモーメンタリースイッチをD-Padでデザインする方法のチュートリアルだ。

ビデオを見進めていくと、あるところでAutodesk 123Dからより高機能なAutodesk Fusion 360に移行する。私も個人的に、このシリーズから多くのことを学んだ。今は、Raspberry Pi Zeroを使ったゲームシステム、PiGRRLのケースのデザインのやり直しと仕上げのところを見ている。

見てのとおり、このシリーズはとても長い。しかし、最初から見ていき、PiGRRLを自分でデザインしてみると、じつに豊富なデザインのコツや知識が得られる。Noeはこのシリーズのなかで、すべてがうまく機能するために彼が行った手順をひとつずつ解説している。そしてその細かいコツのなかに、本当の価値が秘められている。

毎週水曜日の朝にブロードキャストされているので、ぜひ見て欲しい。

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