Kids

2016.07.14

メディアアート作品に親しむ夏休み「ICCキッズプログラム2016」

Text by Takumi Funada

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もうすぐ夏休み。7月16日から8月末まで、ICCキッズプログラム2016が開催される。『気づきフィルター メディア・アートの要素を探してみよう』と題された今年のプログラムでは、メディアアート作品を形作る要素に着目。音を見る、動きを聞くというような、普段、人が自然にしていることを改めて気づかせる作品、タブレット上を動き回ることで指と同じようにコントロールできるロボット、コンピュータの複雑な仕事も単純な働きの組み合わせからできていることがわかる作品などが展示される。

展覧会の初日と2日目には、PROTOROOM(フニダ・キム、スンボム・キム)による「1nput 0utput Kit ワークショップ」が行われる。PROTOROOMの展示作品は、会期中に行なわれる8回のワークショップを経て完成する。作家が制作した1bitの処理を行なう電子回路キットを参加者がひとつずつ完成させて、それらをつなげることで64bitの表現ができあがる。ワークショップの参加申し込みは先着順。詳細は下記のリンクより。

ICC キッズ・プログラム 2016「気づきフィルター メディア・アートの要素を探してみよう」
会期:2016年7月16日―8月31日(休館日:月曜日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
入場無料