浅井宣通さんのディレクションによるインスタレーション作品。まず人間の顔を3Dスキャン。そのデータをもとに、密集している約5,000本の棒を使って、顔面の立体像を生成。音と構造から察するに、棒の繰り出しは空気圧でしょうか。立体が生成されたら、それに対するプロジェクションマッピングによって動的なメイクアップが施されます。動画を最後まで見ると、棒を元の平面状態に戻すメカニズムもわかります。プロジェクト名”KAGAMI”が示すとおり、未来の鏡のプロトタイプとも思えました。
Related posts
-
2017.10.05
床に映る車窓
-
2016.05.18
Brendan TangのSFと陶器を融合させたサイバネティック彫刻
-
2016.05.06
地電流を音や光に変換する土壌ハッカー、Martin Howse来日公演とワークショップ
-
2016.02.23
旋盤で削り出すガラスアート
-
2016.02.18
エレクトロニクスと歯車による時の可視化
-
2015.12.07
Wake-up Machine:ひっぱたいて起こす目覚まし時計
-
2014.04.23
INVADERが私たちに見せる”宇宙の夢” vol.03 ─ INVADERと地上局、そして新しいリアリティ
-
2014.04.22
INVADERが私たちに見せる”宇宙の夢” vol.02 ─ INVADER開発プロジェクト