Crafts

2016.10.13

顔面の立体コピーそして電子メイクアップ

Text by Takumi Funada

浅井宣通さんのディレクションによるインスタレーション作品。まず人間の顔を3Dスキャン。そのデータをもとに、密集している約5,000本の棒を使って、顔面の立体像を生成。音と構造から察するに、棒の繰り出しは空気圧でしょうか。立体が生成されたら、それに対するプロジェクションマッピングによって動的なメイクアップが施されます。動画を最後まで見ると、棒を元の平面状態に戻すメカニズムもわかります。プロジェクト名”KAGAMI”が示すとおり、未来の鏡のプロトタイプとも思えました。