Science

2014.02.07

Plotlyでデータストリーミング

Arduinoから無線でPlotlyグラフにストリーミングデータを送る

Plotlyは、クラウドにデータをストリーム配信するための無料プラットフォームだ。データのグラフ化や分析もできる。ほかのMakerをみつけて、そのデータストリームにコメントを付けたりもできる。自分のデータの所有権は自分にあるので、データのダウンロード、共有、削除が自由にできる。Plotlyのアイデアの多く(とほとんどのコード)は、カリフォルニア州セバストポルのMAKE本社からほんの数マイルのコテージで生まれた。

Electronics

2013.12.18

Raspberry PiとレゴでKindle読み上げロボット

Raspberry Pi用のBrickPiシールドを開発したDexter Industriesは、そのシールドをテストする目的で、このKindle読み上げロボットを作った。カメラでKindleのページを撮影し、Piが画像をテキストに変換し、読み上げる。そして、Mindstormsのモーターに取り付けたスタイラスがKindleのページ送りボタンをタップし、ページを進めてまた読み上げる。

Dexterは、このプロジェクトの完全な解説を公開している。彼らが使ったOCRと読み上げアプリのリンクもある。

Electronics

2013.12.05

Raspberry Pi用の赤外線カメラモジュール

Raspberry Pi用の赤外線カメラモジュール”Pi NoIR”(写真はAdafruitより)を使った事例が増えてきた。マルチコプターに搭載して赤外線空撮を試しているチームもある(Flickr)。

Kanamaru Takashiさんは、Pi NoIRの映像をストリーム化して、Android端末で表示する実験をしている。簡単にワイアレス暗視システムが作れそうだ。ノーマルなカメラモジュールにも応用できる構成である。

Kids

2013.12.02

Kano Kit:組み立て式Raspberry Piコンピューター

Raspberry PiはMakerコミュニティのなかですっかり定着しているが、そもそもPiのコンセプトは、子どものための小さくて安いコンピューターというものであり、学校でのコンピューター教育を考え直すためのものだった。Raspberry Pi財団は、Googleなどの企業の支援を受け、さらにここイギリスで今でも学校のコンピューター教育がどうあるべきかを考え続けているBBC Microの基本精神を受け継ぎ、そのゴールに大きく近づいている。

Kano Kitは、そうした教育目的という本来の道にRaspberry Piを引き戻すものだ。

Electronics

2013.11.28

Raspberry Piが200万台を突破

Manchester Raspberry Jamからのニュースだ。Raspberry Pi財団のEben Upton代表は、10月末で200万台のRaspberry Piが出荷されたことを公表した。2013年のはじめには、Raspberry Pi財団は正規代理店を通して100万台を販売したと発表したが、先月のはじめには、175万台を記録した。上のビデオで非公式なアナウンスが聞ける(26分のあたり)。詳細は月曜日に発表される予定なので注目したい。その話は、質疑応答の中から出てくる。

Electronics

2013.10.28

ウェブ開発者も来るのか?

今日、私はMakerとは縁のなさそうなところで1日を過ごしてきた。Great British Node Conferenceだ。ご存知ない方のために説明すると、node.jsとはサーバーサイドJavaScriptで、ノンブロッキングI/Oのイベント駆動型JavaScriptプラットフォームだ。今、急速に人気を高めていて、ウェブコミュニティのマインドシェアになっている。

#nodebowlerhat

これが単なるプログラミングのカンファレンスではないことは、最初の講演者であるClock の Paul Serbyの話でわかった。

Electronics

2013.09.30

Raspberry Piでウェブ開発の基本を教えるGoogleのCoder

GoogleのCreative Labは、今週、Coderの全容を明らかにした。これは、「無料のオープンソースプロジェクトで、Raspberry Piを、学校の先生や両親がウェブ開発の基礎を教えるためのシンプルなプラットフォームにするもの」だ。Raspberry PiのSDカードに作ったCoderのイメージを起動すると、デスクトップコンピューター上のウェブブラウザから、そのインターフェースにアクセスできるようになる。そこから、HTML、CSS、JavaScriptでのウェブ開発が行えるのだ。

Electronics

2013.09.24

PiConでRaspberry Piをファインチューン

Raspberry PiとセットのOS、Raspbianの組み合わせには、いろいろな設定オプションがあり、それはブートディレクトリーのconfig.txtに保管される。この設定の一部は、付属のraspi-configユーティリティで行えるが、その他の多くのオプションはいじれない。そこで、Raspberry Piフォーラムのメンバー avatar1337が作ったJavaベースの設定ユーティリティ、PiConを使えば、ディスプレイとハードウエアの細かい設定が意のままにできるようになる。

Electronics

2013.09.06

Raspberry Piで懐かしのMacを1/3スケールでエミュレート

RetroMacCastのJohn Badgerは、初代Macintoshのレプリカを公開した。塩ビ板とRaspberry Piと320×200ピクセルの画面で作られている。Raspberry Piは、システム7より古いOSをエミュレートするMini vMacを走らせている。実際にMacとして使えるだけじゃない。なんと、実物の3分の1のサイズなのだ。

パーツの詳しい説明や写真(内部も)は、RetroMacCastのJohnの記事をどうぞ。