Other

2017.12.18

Makerが地方経済の原動力になるという新報告

今の不安定な財政状況の中、Makerコミュニティが地方経済を発展させる強力な鍵になるという、新しい報告書が発表された。

この「報告書」は、National League of Cities(全米都市連盟)、Urban Manufacturing Alliance(都市製造連盟)、Recast Cityが共同で作成したもの。そこには、我々が「Maker起業家」や「Makerプロ」と呼ぶ、手作り品をインターネットや実店舗やMaker Faireや直販市場などで販売する人たちの役割について書かれている。

Electronics

2017.08.25

Adafruitの新番組「Women in Tech」

Adafruit Industriesは、Hackster.ioと共同で、Microsoft、Autodesk、Qualcommの協賛によるYouTubeの新しいインタビュー番組「Women in Tech」シリーズを開始すると発表した。司会はAdafruitのコミュニティディレクター、Jessica Califano。エレクトロニクスハードウェア業界に強い影響力を持つ女性たちから話を聞くという内容だ。

初回のゲストは、littleBitsのCEOであるAyah Bdeir。

Other

2017.08.23

Maker Faire Tokyo 2017レポート:Prototype to Product—プロダクトをつくるということ

これはMaker Faire Tokyo 2017の特別企画として2017年8月6日に行った80分間のセッションを記事として再構成したものです。(モデレーター・原稿執筆:小林茂[情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授])

現在、さまざまな変化が起きている。例えば、人々の好みの多様化が進み、年代や性別、収入などの属性で人々をカテゴリーに分けて捉えるマーケティングやプロモーションの有効性は低下している。その一方で、インターネットや3Dプリント、AIなどさまざまなテクノロジーの「民主化」は進み、誰でも低コストでアクセスできるようになっている。

Other

2017.07.07

オープンソースハードウェアの旗手、Adafruitは会社の運営もオープンソース化している

世の中には、見事な直感が働き、先陣を切る勇気と信念を持ち、大胆な行動が次々に良い結果を生むという、まるで魔法にかけられたかのような企業がある。Adafruit Industries(エイダフルーツ・インダストリーズ)はそんな企業だ。2005年、MITで工学を学んでいたLimor“Ladyada”Friedは、学生寮の一室で、オンライン教材とDIYエレクトロニクスのためのオンラインショップ、Adafruitを立ち上げた。現在は、エレクトロニクス製品と教材を提供するコミュニティ主導の企業として、またマンハッタンのソーホー地区ではMakerコミュニティとして大成功を収めている。

Other

2017.06.09

糖尿病患者の健康をモニターするSiren Careのスマートソックス

5万ドルの賞金をかけたTechCrunch Hardware Battlefieldは、毎年ラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)での最大のイベントと言えるだろう。今年の勝者は、衣服にセンサーを埋め込んで人の健康状態をモニターするウェアラブル製品を開発する企業Siren Care(@SirenCare)だ。

この企業の最初の製品が、糖尿病を患う人のためのスマートソックスだ。このソックスは、体温をモニターして、リアルタイムで傷を検知し、神経にダメージを受けていて痛みを感じられない患者に警告を発する。

Other

2017.05.16

ユーザーとの協働による新しいハードウェアのあり方を模索する — OTON GLASS代表 島影圭佑さんインタビュー

編集部から:この記事は『Prototyping Lab 第2版』の著者、小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に取材・執筆していただきました。

「OTON GLASS」(オトン グラス)というデバイスを知っているだろうか。2016年後半から2017年初頭にかけてさまざまな賞を連続して受賞したこともあり、ウェブニュースで目にした方がいるかもしれないし、受賞に関連した展覧会で実物を体験した方もいるかもしれない。

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2017.03.17

Kickstarterを開始する(6):カウントダウンとローンチ

英語版編集者から:どのようにKickstarterが進められるのかを細かく紹介することに意味があると思い、Natashaの同意のもとに、みなさんがキャンペーンを立ち上げる場合の参考になればと、彼女のキャンペーンを6つのパートに分けて紹介することにしました。

Kickstarterローンチの日
私はNatasha。TechnoChic.netでTechnoChic DIYテック・クラフト・キットを開発した。

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2017.03.10

Kickstarterを開始する(5):効果的な報酬をデザインする

英語版編集者から:どのようにKickstarterが進められるのかを細かく紹介することに意味があると思い、Natashaの同意のもとに、みなさんがキャンペーンを立ち上げる場合の参考になればと、彼女のキャンペーンを6つのパートに分けて紹介することにしました。

私は Natasha。TechnoChic.netでTechnoChic DIYテック・クラフト・キットを開発した。あと1週間で、私は新しい光る紙の蝶ネクタイDIYキットのKickstarterキャンペーンをローンチする。

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2017.03.06

Kickstarter を開始する (4) :動画の撮影

英語版編集者から:どのようにKickstarterが進められるのかを細かく紹介することに意味があると思い、Natashaの同意のもとに、みなさんがキャンペーンを立ち上げる場合の参考になればと、彼女のキャンペーンを6つのパートに分けて紹介することにしました。

私はNatasha。www.TechnoChic.netのTechnoChic DIYテック・クラフト・キットを開発した。あとすこし(3月7日だ!)で私の光る紙の蝶ネクタイキットの Kickstarterキャンペーンがローンチされる。

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2017.03.01

その原点はレコードプレーヤー。クレープロボット「クレプ」が外食産業向け展示会にデビュー!

モリロボさんのクレープロボット「クレプ」は、クレープを自動で焼く小さな産業用ロボットだ。2016年の春に1号機が完成し、Maker Faire Tokyo 2016に初出展。円盤が回転するクレープロボットをレコードプレーヤーに見立て、DJさながら軽快な音楽にのせてクレープができあがる楽しい演出と、完成度の高い美味しさで来場者を魅了。多数のSNSに投稿され、複数のメディアでも取り上げられた。

デザインをブラッシュアップした2号機を外食産業向けの展示会に出品すると聞き、お台場・東京ビッグサイトで2月21日~24日に開催された商談専門展「国際ホテル・レストランショー」を取材した。