Fabrication

2013.08.19

Yamaguchi Mini Maker Faire レポート

 

2013年8月11日、12日の2日間、山口情報芸術センター[YCAM]で、Yamaguchi Mini Maker Faire(主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団)が開催されました。

この2日間、山口は最高気温38度という猛暑。暑さにも負けずたくさんの方にご来場いただきました。

会場である 山口情報芸術センター(YCAM)は、展示スペース、劇場、市立中央図書館を併設する山口市立の複合文化施設。

Science

2013.08.16

Makerキッズへの推薦図書

カナダの自宅庭で、2人のMaker兄弟が「おうち休暇」中、素晴らしい小説で時間と空間の旅を楽しんでいる。

この前、The Swiss Family Robinson(無料)のことを思い出した。この本は読んだことがないのだが、ディズニーランドにあるそのツリーハウスは、仕掛けやら橋やら奇妙な部屋があって大好きだった。そこで、夏休みの読書について考えてみた。若きMakerたちに推薦できる本はなんだろう。彼らが工作の手を休めて、木の下で、あるいはティピーの中で丸くなって読みたいと思う、自分と同じようなキャラクターが活躍する物語だ。

Science

2013.07.12

八谷和彦さん個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」は明日13日から

「OpenSky」は、メディアアーティスト・八谷和彦氏が2003年より開始した「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」です。機体の基本設計、実験機の制作、低高度の試験飛行を経て、ついに2013年、ジェットエンジンを搭載して飛行テストを開始します。

八谷和彦氏は3331と地域との繫ぎ手となるコミッションワーク・アーティストでもあります。これまで羽ばたき飛行機を飛ばす「空フェス!」や、3.11直後の放射能測定をめぐる混乱に対処する「ガイガーカウンター・ミーティング」などを開催。

Electronics

2013.05.20

DIY宇宙旅行が飛び立つ

私は今週、シリコンバレーにあるHacker Dojo主催のCitizen Astronaut and Space Hacker Workshop(市民宇宙飛行士とスペースハッカーのワークショップ)を訪ね、DIY宇宙計画の進捗状況を見てきた。初日にハッキリしたのはこういうことだ。「前にそこを探検したことがなければ、今こそ中間圏(さらにその先)へ新しい試みを送り込むのだ」

古い技術にしがみついてきた既存の技術者たちとNASAは、予算カットと格闘している。

Crafts

2013.04.09

子どもMakerのための場所

Makerスペースはどんどん人気を高めている。よく知らない人のために説明するならば、Makerスペースまたはハッカースペースとは、人々が集まってものを作る場所だ。それぞれに特徴があるが、コミュニティとしての意識を持ち、物作りの楽しさや知識を分かち合う場所であることが共通している。そうした施設が近くにあればラッキーだが、そこが子どもも受け入れてくれるとは限らない。子どもたちが自分のアイデアを形にしたと思ったとき、若きMakerをどこへ連れて行けばいいのだろうか?

これは重要な問題だ。

Electronics

2013.04.04

中国で製造を行う:良い点と悪い点

製造(大量生産)は、起業したばかりの企業にはリスクが高いものだ。すべてのリソースを投入して作ることは、もしうまく製造できなかったときに大変なことになる。また製造費が高すぎたときも困る。海外で製造する場合にリスクの管理はもっとも重要で、隠れたコストは書類上の節約を完全に消し去ってしまう。アメリカ国内の製造業者なら、新規参入者のリスクを大幅に減らしてくれる。海外の業者には望めない経験や専門知識で助けてくれる。資金の節約になり、高品質な製品ができる。

2012年の3カ月間、私は中国の深セン(深圳)に住んでいた。

Science

2013.03.29

11号の11個:アポロの月面ツール

骨の棍棒と月面用鉱物ハンマー
1969年、人類は初めて月面に降り立った。ミッションはアポロ11。下に示したのはその11個のツールだ。スミソニアン航空宇宙博物館のアーカイブの協力をいただいた。ロケットでも宇宙船でもロボットでもない、純然たるツールだ。特殊なものだが、素朴な道具だ。人工衛星よりも骨の棍棒にずっと近い(『2001年宇宙の旅』ではメタファーとして使われた)。
しかし、それだけに印象的でもある。

今日、宇宙飛行士のハンドツールは驚くほど複雑で美しい。

Science

2013.03.01

13歳の女の子がキティちゃんを宇宙に打ち上げた

13歳のLauren Rojasが作ったサイエンスフェアのプロジェクトは、びっくりするほど高く舞い上がった。

カリフォルニア州アンティオックのコーナーストーン・クリスチャンスクール7年生の女の子が、3人の男性が高層大気圏に気球を飛ばすというVisaのコマーシャルを見た。そして彼女は、高度が気圧と気温に与える影響に関する仮説を証明するための実験をやりたいと思った。

「宇宙のことは、ずっと詳しくなりました」と彼女。

インターネットで有名人になったことで、予想外の勉強もした。

Fabrication

2012.11.27

MFT2012 注目の出展者をご紹介します

いよいよ今週末に迫ったMaker Faire Tokyo 2012。
注目の出展者の一部をご紹介します。すべての出展者情報はこちらに。
RADIATION-WATCHプロジェクト

本プロジェクトは、安価に誰でも入手できるスマートフォン接続型の線量計を普及させ、市民レベルの放射線監視ネットワークを構築することを目的とした非営利プロジェクトです。宮城県石巻市のメーカーを中心として、日本国内のハード・ソフトエンジニアや大学研究者、また海外の専門家によって支えられています。