Electronics

2008.05.27

ITP Spring Show 2008 まとめ

ニューヨーク大学のITP Showについては、たくさんの記事をアップしたけど、Makeが取材できるのは、ごく一部の飛び抜けたテックアーティストのプロジェクトだけだ。Tom Igoe(『Making Things Talk』の著者)は、ITPのインストラクターのひとりなので、Arduino を使った面白いプロジェクトが数多く展示されていた。特に今年は、Wiiリモコンを使ったものもかなり出ていた。この先、アートとテクノロジーが融合した世界がどんな風に展開していくかを見てみたい方は個別の記事を見てください。

Electronics

2008.05.27

ワイヤレスシンセモジュール

Eric Beugが、今週開かれたITP Spring ShowでWireless Sound Objectsのデモを見せてくれた。- Wireless Sound Objectsは、音を出したり、他のオブジェクトの音を変化させたりするオブジェクトです。コンピューターや他の音楽用ハードウェアに接続して使えますが、単独でも使えます。ライブ演奏、レコーディング、即興演奏、教育などに使えます。パッチコードのいらないモジュラーシンセサイザーだと思ってください。

Electronics

2008.05.26

ITP show: Simon Stabs

昔からあった遊びの再来だ。ナイフの感じもちょっとだけリアル。-“Simon Stabs…”は、本物のナイフを使ってやるあのゲームを安全に遊べるようにしたプラットフォームです。木のナイフと2つのゲーミングプラットフォームで構成されています。木のナイフは、指の間にある6つのボタンを押すためのスイッチです。ルールは、画面のFlashムービーで表示される順番を記憶して、そのとおりにボタンを押していきます。ここは”サイモン”と同じです。最初のプレイヤーは、適当に指の間にナイフを挿します。

Crafts

2008.05.26

ITP show: Speaker Synth – Speakerフィードバック式楽器

新しいオシレーターの音源であるだけでなく、スピーカーのフィードバックは、アナログ信号とデジタル信号を融合させる手段ともなる。-Lesley Flaniganが開発した Speaker Synthは、外部音声入力を持たない5つのスピーカーを並べたもの。このシステムを構成する材料は、スピーカーと圧電マイクと増幅回路と演奏者の手だけです。Speaker Synthは、個々の圧電マイクを対応するスピーカーの上に置き、スピーカーのオンオフとボリュームを使ってフィードバック効果を調整して演奏します。

Electronics

2008.05.26

ITP show: Synthinetic – 環境にやさしいノイズ発生機

Synthineticは、いかにも楽しそうな人力のノイズボックス。見るからに楽しそうだね。-これを鳴らすには、プレイヤーは大きな四角いノブを回さなければなりません。それがモーターを回転させ、回路にゆっくりと電源が供給されます。電源はコンデンサーに少しずつ貯えられます。十分な電力が得られると音が鳴ります。どれだけの電力が貯えられたかは2つのLEDで示されます。
音は、いくつかのコントローラーやツマミやスイッチで調整できます。
コンデンサーが満杯になったころが、いちばん面白くなります。

Electronics

2008.05.26

ITP show: Epafi – 接触型コミュニケーター

導電繊維と小さなディスクモーターを使い、手首に触るだけで無線通信ができるという接触型の送受信機だ。-Epafiは、仲間同士、恋人同士、友人同士の日常的な、または遊びとしての接触をシミュレートするブレスレットです。これを装着した一人がブレスレットに手を当てると、触った場所、強さ、接触の動きが他の装着者のブレスレットに伝えられます。双方のブレスレットは電波信号で接続され、実際に体を触れあうような、ちょっと変わった通信を実現します。また、より複雑な形のボディーコミュニケーションに発展させることも可能です。

Crafts

2008.05.23

指でやる『ミサイルコマンド』

Smasonの記事より – 私はObscura Digital社の壁にあったマルチタッチ式の『ミサイルコマンド』クローンについて書きました。指でプレイすること以外は、オリジナルとまったく同じ、ICBM攻撃からゴールデンゲートブリッジを守るというゲームです。家族全員でやっても楽しい内容です。詳しくは、Patrick’s official Obscura Digital blog entryを見てください。

Electronics

2008.05.23

水の遮光壁を作ろう

日が差して眩しい窓には、とってもいいアイデアだね。水の中に植物を入れるというアイデアも気に入った。でも、どのくらい持つんだろう。ドロドロになる恐れあり(ありがとう、gnomic)。
詳しくはThermal WaterWall(英語) を見てね。
– Marc de Vinck
訳者から:英語版のコメントでも、植物が腐ってドロドロになったり、藻が発生するのを心配する声が多かったね。それから、子供がボールをぶつけたら大変という意見も。植物は入れないほうがいいという声は、Makerの間では一致している。

Electronics

2008.05.23

ITP Show: 自動作詩装置

ITP Showの会場でAdam Parrish氏と、彼の作品Autonomous Parapoetic Device(APxD:自動作詩装置)に関して話をする機会を得た。 わざわざ分解して中身まで見せてくれたりして、感謝します。では本人の解説をどうぞ。Autonomous Parapoetic Deviceは自分で詩を作る自己完結型のポータブルマシンです。常に新しい言葉や行や節を生成していく中で、APxDは、偶発的な(しかし感情的な)文章と周囲の物理環境での体験との間の意外な遭遇を作り出していきます。