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2014.02.12

ホワイトハウスでMaker Faireの開催が決定

Text by kanai

オバマ政権は、今年、Maker Faireをホワイトハウスで開催すると発表した。

まだ詳細は確定していないが、ホワイトハウスは、16歳のMaker、Joey Hudyにこのニュースを広めるよう依頼した。Joeyは、先週行われた一般教書演説で、ファーストレディのミッシェル・オバマの隣に席を与えられた。2年前、Joeyはホワイトハウス・サイエンスフェアでマシュマロ砲を披露してオバマを驚かせたことがある。

joey hudy and president obama
オバマ大統領にマシュマロ砲を発射して見せるJoey Hudy

当然のことながら、Joeyは大喜びだ。

「すごく興奮してるよ。すごいことだよ。この秘密をみんなにバラしていいってことになって、本当にうれしい。それをみんなに報告できることは、すごい喜びだし、名誉なことだよ」とJoeyは話している。

Maker Faireは子どもたちに作ることがどれだけ楽しいかを教える場だと、Joey は言う。

「このMaker Faireは、もっと多くの学校や世界が、科学と技術と工学の教育(STEM)がどれだけ大切かを教えることになる。これからはメイカームーブメントだよ」と彼は語る。

もちろん、我々もめちゃくちゃ興奮している。Maker Faireとメイカームーブメントは、われわれすべての人間のイノベーションとクリエイティブな精神を称賛するものだ。ホワイトハウスがパートナーになることで、作ることの意味を、もっと多くの人に知ってもらえるようになる。

ホワイトハウスの科学技術政策局副局長、Tom Kalilと、国家経済会議で製造政策に関する大統領の特別相談役を務めるJason Millerは、ブログにこう書いている。

このイベントに関する詳細は間もなく発表しますが、それは、JoeyのようなMakerたちの驚くべき業績と、学生や起業家に物を作ることを教えた数々の組織の活躍を世に知らしめるチャンスとなります。

参加したい方は、作品の写真やビデオに、メイカームーブメントにどのように貢献しているかを書いたものを添えて、maker@ostp.govまでメールで送るか、ハッシュタグ#IMadeThisでツイートして欲しいと彼らは言っている。

KalilとMillerはまた、今年、オバマ政権は「さらに多くの学生や起業家に、作るためのツール、場所、指導者を提供する全員参加型の取り組み」を今年後半から行うと発表している。

Flame-spitting horsescar-smashing robot handはホワイトハウスのセキュリティを通過できないだろうが、1600 Pennsylvania Avenueは素晴らしい展示を見せてくれるはずだ。ホワイトハウスのMaker Faireで、みんなは何を見たい? コメントをくれ。

訳者から:アメリカ政府にはメイカームーブメントの本当の意味を理解している人がたくさんいるってことだ。日本はどうなんだ?

– Stett Holbrook

原文