Science

2009.08.31

エアカーはどこへ? – Part 3

Make外部編集者でもあるBill Gurstelleは、最新著書『Absinthe & Flamethrowers: Projects and Ruminations on the Art of Living Dangerously(アブサンと火炎放射器;危険に暮らすための術に関する企画と黙考)』を発表した。Billの危険なクエストの様子はtwitter.com/wmgurstで見ることができる。彼はMake: Onlineの8月のゲスト筆者だ。

Electronics

2009.08.28

『Getting Started in Electronics』誕生物語

今、私が執筆中のDIYムーブメントに関する本の取材でForrest Mimsにインタビューする機会に恵まれた。Forrestは著名なアマチュア科学者で、ホビー用のエレクトロニクス本を30冊以上書いている。MakeではCountry Scientistのコラムニストとしても知られている。彼の名著 『Getting Started in Electronics』の誕生秘話を聞いたときのインタビューの一部を紹介しよう。

この本は、『Engineer’s Notebooks』 という本から発展したものだ。

Science

2009.08.28

宇宙服衛星SuitSat:宇宙でハッキング

SuitSatは、最強のファッション系ハッキングだろう。これほど強力な古着のリサイクルは見たことがない。ロシアは、古い宇宙服を宇宙空間で廃棄して大気との摩擦熱で焼却している。燃えてなくなるまでの時間は6~7ヵ月。これらの宇宙服は、その時点で宇宙にあるわけで、そこに人工衛星を埋め込めば、タダで6~7ヵ月は軌道を回ってくれると、あるアマチュア無線家が思いついた。そうしてSuitSatが誕生した。最初のSuitSatは2006年9月7日に放出された。国際宇宙ステーションから外に投げ出されたのだ。

Electronics

2009.08.27

フィルムケースでパルスジェットエンジン

ジャムの瓶やジュースの缶でパルスジェットエンジンを実現する例は見たことがありますが、フィルムのケースは初めて。プラスチックだから当然溶けてしまうのですが、5秒ほどの間はエンジンとして機能するようです。
この「溶けてしまう」という特性を利用して、一定時間働くと消える(あるいは小さなゴミになってしまう)エンジンが実用化できたら、使い捨ての動力源として役に立ったりしないだろうか、といったことを夢想しました。

Crafts

2009.08.27

Make: Projects – ガラス瓶を切ってみよう

ガラス瓶を切る方法はいろいろある。冷たい水に突っ込んだり、燃料を染みこませた糸を巻いて火をつけたり、細い電熱線を使ったり、あるいはこれらを組み合わせたり。私もこうした方法はすべて試してみたけど、かならずうまくいくというワケではない。そこで今回紹介するのは、もっとも成功率が高かった方法だ。他の方法も試してみたいという方を、止めはしない。何事も経験だ。ガラス瓶はどこでも手に入るし、失敗してもリサイクルできる。
どの方法を使うにせよ、ガラス瓶を「切る」という表現は正しくない。

Science

2009.08.26

100万の10億倍の10億倍個の星々

tdarnellより。
ハッブル超深宇宙探査で撮影された1万個の銀河の赤方偏移を計算してレンダリングされたアニメーションを発見しました。私は、みなさんに深宇宙画像の歴史を知ってもらうための簡単な解説を書きました。このビデオは、超深宇宙の中を飛んでいく様子で終わっています。映像の中のすべての銀河系は、望遠鏡から見た正しい位置にあります。それをさらりと見せてくれます。少なくとも1,000億個の銀河系があって、恒星の数は100万の10億倍の10億倍個 (1垓個)あるという。計り知れない。

Electronics

2009.08.26

Monty Montyの改造楽器

アーティストのMonty Montyは、実に独創的な改造楽器を作っている。上の写真はBlues Bikeだ。どう見ても楽器じゃないが、楽器が別の役割を与えられている感じだ。楽器として機能するものは、まったく意外な物の掛け合わせになっている。たとえば下の写真のElectric Bass and StringsやBowling Ball Bassだ。

ディテールも楽しんでほしい。Electric Bass and Stringsと、私の大好きなLumber Jack’s Axe Guitarだ。

Electronics

2009.08.25

4ビットマイコンGMC-4にパソコンから自動入力

学研「大人の科学」ふろくマイコンは、電源を切るとプログラムが消えてしまいます。毎回バイナリーを打ち込むのは大変です。パソコンから自動的に入力できたら便利なのに……と思うはず。それを実現してしまった人が現れました。
PICマイコンとUSBシリアルコンバータを使って、シリアル経由でキー入力をコントロール。パソコンが人間の代わりにキーを打ってくれるわけです。
4ビットマイコンのためにこんな大がかりな仕組みを作ってしまうところが愉快ですね。

Electronics

2009.08.25

創造の過程における失敗の役割

私は週末ごとに、シガーボックスギターを作るための時間を取るよう心がけている。簡単に作れるのだが、とってもいい音がする。シガーボックスギターを作ってみたい人はCigar Box Nationを見るといい。みんなが作った作品の写真やビデオ設計図が公開されている。棒と箱と弦で作るという基本原則を踏まえながら、驚くほど多彩なバリエーションを見ることができる。
先日、私はCigar Box Nationに寄せられた “C.B. Gitty” の “On the Role of Mistakes in the Process of Creativity(創造の過程における失敗の役割)” という記事を読んだ。

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