Kids

2013.02.01

RFIDタグを使ったリアルマリオカート

Text by kanai

「マリオカート」がファミコンゲームの最高傑作であり、多くのゲームに影響を与えてきたことに異論を唱える人はないだろう。実際のゴーカートを使ってそれを再現しようという試みはこれまでにもあったが、このWaterloo Labs.の作品ほど完璧なものはなかった。

彼らは、4台のゴーカートにマイクロコントローラー、サーボ制御のアクセル、RFIDリーダー、空気圧ハンドル制御、それにアイテムを撃ち出す空気砲を搭載した。

mario-kart

レース中、ロープで頭上に吊されたアイテムの箱を取ることができる。それぞれのアイテムにはRFIDタグが埋め込まれている。アイテムを使用すると、車の電子回路がそれに応答する。たとえば、加速アイテムのキノコを取ると、アクセルが調整されてより速く走れるようになる。また、運悪くバナナを轢いてしまったときは、空気圧ハンドル制御装置が働いて、ハンドルがメチャクチャに動くようになる。

このプロジェクトの詳細は、Waterloo Labsのサイトで見られる。

Creators Projectより]

– Michael Colombo

原文