Crafts

2020.07.15

オンラインワークショップ「インタラクティビティを再定義する」7月25日(土)、26日(日)に開催

Jim Campbellの《Formula for Computer Art》を基に作成したアニメーション

編集部から:小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)からご案内をいただきました。

Maker Faireには毎回、多くのインタラクティブな作品が出展されます。インタラクティブな作品は、鑑賞者の行動や環境などの情報を入力として、これを解釈するアルゴリズムを作者が記述し、映像、音声、環境の変化などの出力にマッピングすることにより、鑑賞者が作品を体験し、作者と対話します。

Electronics

2019.04.22

エストニアのメイカー、Timo Tootsは世界とデータの関係をあぶり出す

エストニアと言えば、e-Residencyなど先進的な取り組みで、ここ数年国際的な注目を集めている。日本からも視察で訪れたIT系インフルエンサーたちが「これが未来だ!」と感嘆して吹聴するほど市民生活の電子化は確かに進んでいて、選挙も確定申告も学校の成績証明も健康情報へのアクセスもIDカードの電子認証によって簡単に済ませられる。しかし逆に言うと、本人以外でもデータベースにアクセスする手段を知っていれば、他人の個人情報を一度に覗き見られることになる。

それは本当にエストニア市民にとって望ましい新しい世界なのだろうか。

Crafts

2019.02.01

Teenage Engineeringの折り曲げて作る「貧者のモジュラーシンセ」

Teenage Engineering社がパネルを折り曲げて組み立てるだけという簡単で安価なモジュラー・センセサイザーの組み立てキット16、170、400をオンライン限定で発売した。マニュアルを見ながら折り曲げるだけで15分ほどで完成させて遊べるところは、(ダンボール素材ではなくアルミ板だが)まるでシンセサイザー版Nintendo Laboのようであり、また自分で家具を組み立てるIKEA方式をも彷彿とさせる(実際Teenage Engineeringは昨年IKEAとFREKVENSというホームパーティー用サウンドシステムでコラボレーションしている)。

Crafts

2017.09.14

時を感じるアート展

9月20日より伊勢丹新宿店で開催される『時を感じるアート展』では、20人を越える作家達がさまざまなメディアで「時」を表現する。23日午後2時からはからくり時計作家の鈴木完吾氏による「書き時計」のデモンストレーションとトーク、24日午後2時からは独立時計師の菊野昌宏氏によるギャラリートークが行われる予定。

上の動画は、参加作家のひとり真壁友氏の出展作品『Crystal of time(時の結晶)』。砂時計の新しい形と捉えてもいいだろうか。実物をはやく見たい。

Crafts

2017.06.27

自分の重さで自分を浮かせる石のメカニカル彫刻

アーティストのDan Grayberは、工業デザインの要素と自然とを組み合わせて、重力に逆らっているかに見える作品を製作している。ガラスのドームの中に浮いているのは、大きな石だ。金属の骨組みや、ワイヤーやプーリーなどを使って、石を空中の一点に吊している。

彼のCavity Mechanism (空洞機構)シリーズは、問題の自己解決というコンセプトでデザインされている。「このアイデアは、発明について、そして私たちの日常に存在するものについて考えているときに浮かびました」とGrayberは説明する。

Crafts

2016.12.14

Evil Mad Scientist Labsから手書き文字も書けるドローマシン「AxiDraw V3」登場

長年にわたって、Evil Mad Scientist Laboratoriesとして知られるWindell OskayとLenore Edmanは、ユニークでクールなプロジェクトを発表してきた。

LED coffee table(ここから始まった)から、Bristlebots、EggBot、WaterColorBotなどだ。

Mad Scientistsは、さらにこのニッチなドローロボット市場に向けて、AxiDraw V3を発表した。

Crafts

2016.06.02

毎日30分間のProcessing

この数ヶ月、ずっと見ているサイトを紹介します。”30 min. Processing – 30分でProcessingで何かを作る”と題されたこのサイトは昨年の8月から毎日更新され、新しいProcessingのスケッチが公開されています。美しい画像や面白い動きを生成する短いスケッチが、ソースコード付きで、毎日。継続する力に圧倒されます。ほとんどのスケッチはブラウザ上での実行が可能で、動きのあるものもすぐ見ることができます。Processingプログラマーにとってのサンプル集としても貴重な存在かもしれません。

Crafts

2016.05.25

旋盤で削りだした竹製デススターを見よ

このところ、非常に多くの人たちがYouTubeでコンテンツを発表しているのを見ては、とても刺激を受けている。なかには大変に丁寧に作られているものもある。プロジェクトを始めて、最後まで作り上げるのは大変なことだが、その過程を詳細に記録して、結果としてチュートリアルとしてインターネットで公開するのも大変だ。さらに全体を記録して、編集して、そのビデオを公開するのはまた大変なことだ(多くのMakerは、写真付きで詳しい作り方の説明を「Instructables」などで公開している)。

Crafts

2016.04.14

コードによる表現を極限まで追求した先には何があるのか

ここでいうコードは、プログラミングと言い換えてもいいだろう。”Beyond Code”は、プログラミング、音楽、映像の新しい融合のありかたを示すライブパフォーマンスイベントだ。その第2回が4月22日に行われる。

Beyond Codeは、コードによる表現を極限まで追求した先には何があるのか、ライブパフォーマンスを通じて探求していくイベントです。VJ、DJ、オーディオ・ビジュアルといったジャンルの垣根を超えて「コードの先」を様々な手法で表現するアーティストを紹介していきます。

Next