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2013.06.24

メディア芸術表現基礎ワークショップ – ex-Workshop –

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東京工芸大学助教の原田さんから、イベントのご案内をいただきました。

文化庁メディア芸術人材育成支援事業「メディア芸術表現ワークショップ – ex-Workshop –」は、メディア芸術分野を学んでいる学部生を対象に「プログラミングと表現」、また「形態と機能の関係」に焦点をあてた、全6回の基礎的なワークショップを開発し実施します。ワークショップの実施場所は、403 Forbidden(東京)とIAMASイノベーション工房[f.Labo]で、各回15人の参加者、延べ人数で90人の参加を見込んでいます。最終的に教育的基盤を構築することを目的としているため、ワークショップドキュメンテーションの作成・公開、また、展覧会での成果発表を通して、ワークショップの内容について広く公開していきます。各1回のワークショップごとに参加可能です。参加者募集はワークショップ毎に行います。詳しくは順次公開される各ワークショップのページでご確認ください。

現在、「プログラミングと音 -Arduino + Mozzi-」と「プログラミングと視覚表現 データビジュアライゼーション -JavaScript + D3.js-」の参加者を募集中です。

第1回 「プログラミングと音  -Arduino + Mozzi-」

  • 講師:原田克彦(東京工芸大学 / Generative Idea Flow)、赤羽亨(情報科学芸術大学院大学 / Generative Idea Flow)
  • 日時:6月29日(土)10:00-
  • 場所:403 Forbidden(東京都渋谷区神宮前3-38-11-403)
  • 人数:15名
  • 対象:学部生 ※ワークショップで使用するPCは、原則参加者ご自身でご用意いただきます。若干の貸出しPCもございますので、お持ちでない方は別途ご相談ください。
  • 参加費:無料
  • 参加申し込み: http://g-i-f.jp/?p=1873

概要: ArduinoとサウンドライブラリMozziを用いて、Arduino単体での音響合成や、インタラクションと音を結びつける方法を理解するワークショップです。最初にMozziを用いてArduinoから音を出す方法を試します。次にセンサからの情報から振る/傾ける/曲げる/回すなどの振舞いと音を結びつけるアルゴリズムを理解します。最後に参加者のアイディアをもとにインタラクションと音の関係について表現方法を学びます。

第2回 プログラミングと視覚表現 (データビジュアライゼーション)  -JavaScript + D3.js-

  • 講師:ゲオルグ・トレメル / Georg Tremmel
  • (東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターGCOE特任研究員)
  • 日時:7月13日(土)10:00-
  • 場所:403 Forbidden(東京都渋谷区神宮前3-38-11)
  • 人数:15名
  • 対象:学部生 ※ワークショップで使用するPCは、原則参加者ご自身でご用意いただきます。若干の貸出しPCもございますので、お持ちでない方は別途ご相談ください。
  • 参加費:無料
  • 参加申し込み:http://g-i-f.jp/?p=2299

概要: このワークショップは、情報の視覚化についての導入となるワークショップです。ブラウザベースで使用できる D3.js というビジュアライゼーションライブラリを使用したハンズオン形式で行います。このワークショップの目的は、参加者自身でインタラクティブな情報の可視化を行うための最初のステップとして、情報の可視化のための原理、技術、方法について学ぶことです。参加するにあたり、HTMLやCSS、JavaScriptに関して、多少の知識があると役立ちますが、プログラミングの経験はとくに必要ありません。また、もし何か視覚化したいデータがあれば、是非もってきてください!