Electronics

2014.03.26

噴火口の内部をドローンで撮影

Text by kanai

空をめがけて吹き上がる硫黄の噴煙の中を飛行するクアドコプターの脇を、真っ赤な溶岩のしぶきがかすめていく。

南太平洋に浮かぶタナ島のヤスール火山は、簡単に行ける火山として、粗々しい自然の姿を見たい観光客に人気のスポットだが、この映像を撮影した、クアドコプターのパイロット、Shaun O’Callaghanが操作するDJI Phantomの位置まで行こうなんていう命知らずな旅行者はいない。

このビデオは、地上の車両や人が乗った航空機では、安全性や大きさの制約のために行くことができない場所の撮影に、クアドコプターやドローンがいかに活躍できるかを示す好例だ。アフリカのサイの保護や、大きな波に乗るサーファーの頭上からのシーンなど、この空中プラットフォームの新しい使い方がどんどん増えている。

(h/t Brian Lam/Eric Cheng/Gizmodo

– Mike Senese

原文