2014.07.25
Raspberry Piで作ったインターネット対応ヴィンテージラジオ
古いものが新しい技術と出会うレトロラジオのプロジェクトだ。どんな曲でも奏でてくれるトレンディーなオールドラジオ。しかも、ラジオ放送を受信するだけではない。
クレジットカードほどの大きさのコンピューター、Raspberry Piを内蔵して、その機能に制限はない。Raspberry Piなら、最高のストリーミング音楽プレイヤーである無料のLinux用プログラムPi MusicBoxが使える。Pi MusicBoxには以下の素晴らしい機能がある。
- Spotify、Google Music、Sound Cloudの再生。
- ブラウザーインターフェイスまたはMPDクライアントでリモートコントロール。
- ウェブラジオ再生。
- AirTunes/AirPlayストリーミング再生。
- Last.fmのscrobble。
- SDカード、USB、ネットワークから音楽を再生。
- などなど。
古いラジオを手に入れよう。eBay、ガレージセール、実家の地下室などにあるかもしれない。壊れていてもかまわない。どうせ中身は捨ててしまうのだ。
eBayで買った2つの古いラジオ。これらのいちばんいい部品を使った。
インピーダンスを見積もるために電気抵抗を計らなければならなかった(1.25をかける)。
USB(5ボルト)で駆動する小さなアンプ(9ユーロ)で古いラジオの音量調整が可能になる。とりあえずハンダ付けしておく。
Raspberry Piのマウント。2つの木片と、2つのネジ受けと2つのスペーサー。
電源オンとリセットスイッチをRaspberry PiのP6ポートに接続する。しかし、電源オフスイッチにはプルアップ抵抗が必要なので、短いBashスクリプト(inotify)を書いて対応させた。
これが、デバイスがオンのとき、またはボタンがトリガーされたことを示す。Bashスクリプトでコントロールされ、GPIOポートから出力される。
左が音量コントロール。丸印が電源オフ。音符のボタンが電源オン。そのほかは使っていない。
こんなレトロラジオがあれば、家の掃除も最高に楽しくなる!
– Julia Mattonen
[原文]