2015.02.23
3Dプリント用フィラメントができるまで
3Dプリント用のフィラメントがどうやって作られているか、知りたくなったことはない? 我々は、まさにそれを作っている場所へ、楽しい工場見学に行けることとなった。3Dプリントに詳しい人なら基本的な知識はあるだろうけど、これを見れば、知らなかったことがいくつかあるはずだ。
フィラメント製造に関して勘違いしていたのは、ノズルだ。ほとんどの人は、私たちもそうだったのだが、巨大な押し出し器のようなものから押し出されると思っていたはずだ。溶けた材料がノズルから真っ直ぐに押し出されスプールに巻かれるとね。実際の機械の前に立ったときも、そうなんだろうと思っていたよ。Makergeeks.comのオーナー、Josh Smithがビデオの中で解説しているけど、実際にはもっと複雑だ。
第一に、単純に押し出されるわけではないのだ。3Dプリンター用の2つの標準的な系(3ミリと1.75ミリ)のフィラメントは、なんとどちらも同じサイズの押し出し機で作られている。直径は押し出し機の口で決まるのではなくて、押し出された直後の工程で合わせられるのだ。
ほんとに目からウロコの見学会だった。いろんなオモチャで遊ばせてもらって、この機械を運用するだけでも大変な苦労があるというJohnの話も聞けた。彼のビジネスがもっと大きくなるよう祈りたい。さらに製造ユニットを追加するとも話していたしね。
[原文]