Electronics

2015.04.06

ロボット馬をスクラッチで作った男がすごい

Text by Cabe Atwell
Translated by kanai

Su Daocheng’s gas-powered robotic horse was built upon a Go Kart motor, which powers four spring-loaded legs.
Su Daocheng(蘇道成)のゴーカートのガソリンエンジンを搭載したロボット馬は、4本のバネ式の脚で歩く。

発明家とは、思いも寄らぬものを作って世界をよくしようと考える。中国湖北省に住む Su Daocheng(蘇道成)もそんな一人だ。彼は、畑を耕すときに、本物の馬の代わりに使えるようにとロボット馬を開発した。軍師諸葛孔明の木牛流馬にヒントを得たという。

蘇のロボットは、ゴーカートのエンジンを搭載し、バネを仕込んだ4本の脚を動かして進む。前方にはバランスを取るための車輪があり、金属の頭を支えている。

馬の全高は約150センチ。重量は金属フレームのお陰で、およそ250キログラムある。ビデオを見ればわかるが、ステアリングはよく効いていないようだ。近くの人が押して方向転換を助けている。

petrol-powered-robot-horse-by-su-daocheng-2
エンジンから脚へは、チェーンで動力を伝えている。

それでも、これは確実に「ユニーク」な発明だ。ドクター・ブラウンも認めることだろう。

原文