いよいよ今週末の8月5日（土）と6日（日）に開催が迫った「Maker Faire Tokyo 2017」。本日、プログラムガイドを公開しました。「プログラムガイド」ページからPDFデータをダウンロードしていただくことが可能です。
ここまで数回に分けて注目の出展者情報をお伝えしてきましたが、最後にこれまで紹介しきれなかった体験企画などの情報をまとめてお伝えします。
体験型の企画もたくさん！
昨年、600人を超える来場者の方が楽しんだ “ルール無用のミニチュアカーレース大会” Nerdy Derby（ナーディー・ダービー）が今年はさらにパワーアップ。紙飛行機をランチャーで飛ばす新作プロジェクト「Paper Airplane Challenge」も同時に行われます。
Nerdy Derby近くに設けられるHANDS-ONコーナーでは、3つのミニワークショップを楽しむことができます。LEDバッジのMakeyを作る定番の「Learn to Solder 〜ハンダづけ体験コーナー〜」、こて先を取り替えたハンダごてで “焼き絵”を行う「はんだこて（マイペン）でレザーバーニング体験」、そして「Strawbees ストローで遊ぼう！ 作ろう！」では、ストローとコネクタを使ってプロペラ付きの帽子や伸びるマジックハンドを作ることができます。
「MAKE」と「スポーツ」を「MESH」で結びつけた異色の参加型イベントが「Make: Sports Challenge Powered by MESH」。「MESHラン」「MESHジョッキー」「MESHストラックアウト」の3つの競技はいったいどんなものなのでしょうか。ぜひ会場で体験してください。
さらに今回は久しぶりに自作楽器のライブパフォーマンス「DIY MUSIC」も復活します。他にもヘボコンやFPVドローンレースなどの企画も盛りだくさん、詳しくは注目のプログラムページでチェックしてください。
「カムプログラムロボット工作キット」「toio」「micro:bit」など、注目の新製品も多数出展！
今回のMaker Faire Tokyoでは、Maker向けの新しい製品の発表も数多く行われます。このmakezine.jpで取り上げて大きな話題を呼んだタミヤの「カムプログラムロボット工作キット」（タミヤ「カムプログラムロボット工作キット」は3,456円という価格でロボットプログラミングを普及させるきっかけになるか）が、正式発売（8月12日ごろ）を前に数量限定先行発売が行われます。
また、同様にmakezine.jpでプロジェクトリーダーの田中章愛さんさんにインタビュー（「メーカー」の「メイカー」がつくった新しいプラットフォーム「toio」—ソニー株式会社 田中章愛さんインタビュー）したtoioも出展、会場限定の特典付き特別予約販売（数量限定）や、Makerには見逃せない「エンジニアたちがお試しで作ってみた複数の言語・OS（PC/スマートフォン）によるtoioコアキューブの開発方法に関する参考出展」を行うとのこと。こちらも楽しみです。
そして、ソニーセミコンダクタソリューションズは、“低消費電力でありながら、GPS受信機とオーディオコーデックを内蔵したIoT向けスマートセンシングプロセッサ”「SPRITZER」を出展します。詳しい技術仕様も公開されていますので、興味のある方はご確認ください。
先日、発表された、プログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit」については、micro:bit財団CEOのZach Shelbyさんの基調講演も行われ、日本でのローンチが行われます。
セメダインは、昨年も話題になった低温硬化型フレキシブル導電性接着剤「SOLDINE」を会場限定で販売。熱に弱い素材や、布などしなやかさを持った素材に対しても部品実装・回路形成が可能になります。
これまで掲載した注目の出展者情報
・#01 フードゾーン — 食べられるブレッドボードやたこ焼きロボなど日本ならではのFood Hackerたち
・#02 エレクトロニクスゾーン ―「自動野鳥観測システム」など、AI、画像認識を利用した作品が大幅に増加
・#03 ロボットゾーン ― 全自動メガネ洗浄ロボからパーソナルモビリティまで多様なロボットが登場
・#04 クラフトゾーン ― LED電飾サンバ衣装からミシンのハッキングまで新しいクラフトの世界
・#05 ストームトルーパー、R2-D2… スターウォーズの世界が会場に出現！
Maker Faire Tokyo 2017の前売券は、ローソンチケットとイープラスにて好評発売中（前売：大人 1,000円、18歳以下 500円、小学校未就学児は無料）。前売券をご購入いただいた方には、今年は限定缶バッジをプレゼント！
