MicroPythonの実行環境にはいくつかの系統がある。まず、Damien Georgeさんのpyboard。これが元祖。GeorgeさんはESP8266/32ボードもサポートしている。そのほかの入手可能なボードとしては、AdafruitのCircuitPython系ボード、Pycomの様々な無線規格に対応したボード群、そしてmicro:bitがあげられる。
日本国内での入手性と扱いやすさを考慮すると、micro:bitが勧めやすい。有志の尽力により日本語リファレンスも充実している。
BBC micro:bit MicroPython ドキュメンテーション
筆者の知る範囲では、詳細な日本語のチュートリアルやAPIリファレンスがあるMicroPython環境は、今のところmicro:bitだけ。読みやすくわかりやすいドキュメントだ。他のハードウェアを使っている人にとっても参考になるはず。
micro:bit版MicroPythonの特長を知りたい人には、下記の記事がお勧め。
micro:bitのMicroPython(@inachi)
micro:bitでも使えるREPLや専用エディタ、イースターエッグの情報など盛りだくさん。詳しい人にいろいろ教えてもらって得をした気分になれるページだ。