Electronics

2020.05.07

Maker Faireに参加することとオンラインでほぼ同じ活動ができる「Make: Project」(英語版)ついに登場!

Text by Caleb Kraft
Translated by kanai

「メイカーカルチャー」は、集団ごとにその言葉の意味合いが微妙に違います。機械工学のエンジニアは、メイカーカルチャーについて木工職人とはまったく違う考えを持っているかも知れません。だけど、ひとつだけ全員が同意できることがあります。シェアすること、つまり教え合うことが、すべてのメイカーカルチャーの基本を作っているという点です。最初から誰かと共同で何かを作っている人も、作品を仕上げてMaker Faireでみんなに披露する人も、教え合うことがメイキングの大きな部分を占めています。だからこそ、あらゆる分野のメイカーが参加できるのです。

その教え合うという基本理念を心に刻み、私たちはここに、Engineering.comとのコラボレーションによるMake: Projectsの発足を高らかに発表します。Make: Projectとは、オンラインでMaker Faireに参加するのとほぼ同じ活動ができる場所です。すでに25,000人以上の会員があり、8,000点以上のプロジェクトが掲示されています。そこには素晴らしい始まりがあります。みんなが、あなたのアイデアを待ち焦がれています。

すでに完成したプロジェクトの発表会に使うのも大いに結構ですが、Make: Projectの最大の強みはコラボレーションです。あなたのコンセプトやアイデアを投稿すれば、世界中のエンジニアやメイカーがそれを見て、助言を与えてくれます。たとえば「White Board」機能は、プロジェクトの改良案やアイデアをみんなで出し合えるオンラインお絵描きツールです。

この新しいシステムがどれだけ簡単に使えるか、すぐに試してみてください!

みんなで協力するためのツールがいかにパワフルかがわかるでしょう。プロジェクトを作って人々と関わり合うだけでなく、チームを結成してひとつの課題にみんなで取り組むことも可能です。

ここは、コンテスト、デザインチャレンジ、グループプロジェクトなどの拠点となる、インターネット上の新しい集いの場です。まだまだ他にも面白い企画を考えています。

MakeProjects.comで、今すぐ無料登録を!

原文