2014.10.01
レゴで作った印刷機
私はオモチャで遊ばない。オモチャで印刷するんだ。 Chris Ware
cWare StudiosのChris Wareは、セントラル・フロリダ出身のグラフィックデザイナーであり、印刷技師であり、アーティストだ。彼は Maker Faire OrlandoでMaker FaireのEducators Pick(教育賞)を受賞したLEGO Print Makingを出展する。
彼のウェブサイトにはこう書かれている。「私はレゴを使ってオモチャの画像を印刷しています。このシリーズでは、テクノロジーが、手に触れられる世界よりもリアリティーを追求するようになっていることに焦点を当てました。私は、テクノロジーが発達段階に与える影響と、それが社会としての私たちの将来に好奇心をそそられました。というか、単に『いまだに三次元にこだわる古い人間』なだけかもしれませんが」
印刷の工程についてWareに聞いた。
「まずは線を描き水彩で色を塗り、Illustratorに写します。Illustratorでは、絵を印刷するためのグリッド状に作り変えます。満足のいく絵になったら、使う色ごとに版を作ります。最初はインクを混ぜて色を作っていましたが、手でインクを塗っているため、それでは時間がかかりすぎます。そこで今は、色を限定して(赤、青、黄、緑、黒)、これらを重ねることにしています。それぞれの色版を重ね合わせることで、新しい色が表現されます」
Wareは小型のエッチングプレス機を使っている。彼の作業の一部はインスタグラムでも見ることができる。
– Theresa Willingham
[原文]