2023.04.06
[Maker Faire Kyoto 2023]注目出展者紹介 #1|4年ぶりの3Dドーム、MFT 2022で話題を集めた自作MRI、等身大変形ロボなど、Maker Faireならではのプロジェクトを紹介!
京都をはじめとした関西圏、さらに全国から対面イベントとして4年ぶりの開催になる「Maker Faire Kyoto 2023」に出展者が集まりました。その中でぜひ体験して、見ていただきたいメイカーの皆さんの作品を数回に分けて、紹介していきます。ぜひチェックしてください!
3Dプラネタリウム by ヒゲキタ
前回のMaker Faire Kyotoを最後にコロナ禍により途絶えていた展示が復活。飛び出すだけでなく頭の上を通り過ぎる、アバターを超えた超3D映像に没入せよ。(出展者情報ページ)
自宅でMRIを自作する by 八代
MRIは核磁気共鳴現象を用いて水素原子核の密度分布を画像化する装置です。そのためには、強力で極めて精密な磁場、線形傾斜する磁場、高周波振動する磁場などが必要で、それらは大変魅力的な設計課題です。また、MRIを用いて水素原子核の集団を意のままに制御する行いには、他では味わえない特別な楽しさがあります。今回展示をするのは2号機です。ご期待ください。(出展者情報ページ)
木と鉄で作る原付自動車 by りひと工業自動車部
通勤用車両として開発している原付です。「ローコストなセカンドカー」というコンセプトで開発をしていますが、「濡れないスクーター」というイメージが近いかと思います。力のかかる部分は鉄ですが、主に木材を使っており、前輪と後輪は木材のみでつながっています。前回の出展では新型が完成したばかりの姿でしたが、今回はエンジンを換装しマニュアル自動車の操作系に近い形へ改良を施しました。(出展者情報ページ)
オープンソース人型モビリティ変形ロボット「ファイバリオン」 by 勇者技術研究所
完全オリジナルのオープンソースな人型モビリティロボット「ファイバリオン」を開発しています。ロボットモードの全高2.5mで脚で移動します。ビークルモードではミニカー規格のナンバープレートをつけて公道を走れる一人乗り4輪車両として開発中です。
今回は、ロボットモードの上半身の動作のデモンストレーションをお披露目します。(出展者情報ページ)
3Dプリンターで電車の運転台を作ってみた。by BVEコントローラー製作所
今回は私の代表作であり、YouTubeやTwitterで多くの反響を頂いた223系運転台を出展し、感染症対策を行った上で実際にハンドルを操作して短区間の運転を体験することができます。基本的な運転操作はもちろん、家庭用ゲームやアーケードゲームでは体験できないATSやEBなどの鉄道の安全を守る保安システムの操作も可能な運転台をぜひご体験ください!(出展者情報ページ)
サウンド・オブ・GUNDビット by けいはんなロボット・脳科学共創グループ
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のGUNDビットから着想を得て、脳波や生体センサーでドローンの群制御を行うことにしました。来場者が脳波計測器や生体センサーをつけて、複数のドローンを超能力を使う感覚で操作します。また操作時の演出として、脳波をもとにした音楽をテスラコイルスピーカーで流し、VR HMDを用いたXRと組み合わせて幻想的な視覚表現を提供します。(出展者情報ページ)