Other

2023.04.07

[Maker Faire Kyoto 2023]注目出展者紹介 #2| 3Dプリントされた靴下編み機、鶏のための着物、粘菌と共生する照明など、クラフト、デザイン、アート関連の出展も充実!

Text by editor

前回の「Maker Faire Kyoto 2019」に続き、Maker Faire Tokyoでは、見られないようなクラフト系の出展も見どころです。久々に海外からの出展もお迎えすることができました。

3Dプリント靴下編み機 by FARMTORY-LAB

くるくるハンドルを回して靴下が作れる家庭用の靴下編み機。100年以上前から使われていましたが、現在は手に入れるのが難しいため、3Dプリントで作成しました。そんな古くて新しい靴下編み機を展示・実演します。オリジナルの靴下編み機・海外でデザインされたものなど、数種類を展示します。(出展者情報ページ

鶏のための着物 by Chikimonon


写真は「Maker Faire Kyoto 2019」出展時のもの(撮影:ただ[ゆかい])

鶏のための着物の販売をします。実際に鶏に着せてみて、動きやすさや可愛さを見て触って確かめられる展示になっています。鶏を飼ってない方もお楽しみいただける、可愛い鶏キーホルダーも販売します。(出展者情報ページ

“Live With Life” – 粘菌と暮らす照明 – by Tomohiro Nakaya from xorium

「粘菌と暮らす」をコンセプトとした照明:電気のスイッチをいれるたびに影の模様がかわる照明。光を好まない粘菌は照明下では活動できない。照明がOFFの時間に彼/彼女らは活動し、そのパターンを変化させる。たとえば毎晩寝る前に本を読む時、昨日と変化があることにふと気づく。犬や猫でもないその「生き物」の存在に不思議な心地よさを覚えながらゆるく共生する。(出展者情報ページ

ひかり拓本 by 奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター

奈良文化財研究所では、石碑に書かれた文字や発掘された遺物を観察するため、撮影対象の表面の凹凸に斜め方向から光を当ててできた影だけを簡単に抽出・合成する画像処理技術を開発しました。この技術は石碑だけではなく、鉄器の微細な罅や木器の腐食なども、1分もかからず簡単に画像化できます。この技術を文化財だけではなく、教育現場やモノづくりの現場など幅広く活用してもらうためにスマートフォンアプリ化し、公開しました。(出展者情報ページ

Original Prusa i3 MK3S+、MINI+ by Prusa Research

Prusa Researchは、チェコプラハを拠点に、3Dプリンターおよびフィラメントを製造販売する会社です。オープンソースである私たちのプリンターは、600台以上の同プリンターが24時間稼働し、3Dプリンタパーツをプリントし作られています。数多くの賞を受賞してきたOrigianl Prusa i3 MK3S+とMaker Faire Kyotoで初公開となるMINI+、そして厳選されたプリントを展示します。(出展者情報ページ