Fabrication

2010.12.14

Make: Projects – スイッチの中のタイムカプセル

長く住んでいた家から引っ越すときって、感傷的になるよね。あちこちに秘密の宝物を隠していったりするれば、ちょっとは気が紛れるかも。それか、壁の中にメモを残すとか。スイッチプレートの裏にメモを忍ばせておけば、いずれは見つけ出してもらえる。でも、そんなにすぐじゃない。ボクは小さなフォントを使ったPDFテンプレートを作った。これなら、スイッチひとつの普通のプレートの裏で500語は楽に入る。
更新:読者のCornflowerはOpenOffice 版のテンプレートを作って公開してくれた。

Crafts

2010.11.22

ペーパークラフト連合艦隊

MTM06でよしをさんの艦隊を見ることができました。コンピュータの力を借りず、カッターとボンドだけを使って作られた1/261スケールの艦隊。戦艦は金剛、長門、大和が並んでいました。胸が熱くなるセレクション。1日目、空母の甲板上には何も無かったのですが、2日目に行くと艦載機が並んでいました。そのうちの1機は塗装もされています。その機体は、よしをさんの作品のファンの方が持ってきてくれたものだそうです。素材は紙であっても、作り出された形は雄弁で、一瞬、潮風と硝煙を感じました。

Crafts

2010.10.28

息を呑む紙のアニメーション

DudeCraftが公開したコマ撮りのアニメーション作品だ(ペーパークラフトを撮影してPhotoshopで加工したのか、完全にデジタルででっち上げたのかは不明)。New Zealand Book CouncilのAndersen M Studioが製作したものだ。どうやって作ったかはともかく、めちゃくちゃクール。
Anderson M Studios
– Gareth Branwyn
訳者から:Andersen M Studioのサイトで制作スタッフのクレジットを見ると、写真撮影とライティングというのがあるから、ホントに撮影したみたいだよ。

Crafts

2010.10.19

磁石と紙のアナログシンセ

シンセサイザーフェスタ2010で見つけたアナログシンセ。よくよく見ると、ツマミが磁力で壁に張り付いている。やられた! でも、楽しい。ARと組み合わせればちゃんとUIとして使えたり? ペーパークラフトのモジュラーシンセもいい味でした。

Science

2010.10.18

モジュラー折り紙によるナノチューブ模型

MAKE Flickr poolで発見。美しいモジュラー折り紙は fdecomiteのメンバー、Tomoko Fuse(布施知子)の作品。正式名称はGiant short nanotube(巨大で短いナノチューブ)。ダブルで矛盾した実体を目の当たりにできる滅多にないチャンスだ。
– Sean Michael Ragan
編集から:こういった作品の折り方は、折ってなるほど! ゆかいな多面体(出版社の日本ヴォーグ社の書籍情報ページへのリンク。サンプルあり)に掲載されているようです(布施さんは、他にも著書多数)。

Crafts

2010.09.10

Constrained Ball ー 直線を引くための道具のコンセプト

Constrained Ballを紹介しよう。
ペンは文字を書くだけのものではありません。文字に線を引くこともあります。直線を引くとき、普通は定規を使うか、フリーハンドでうねうねした線を描くことになります。これは、定規を使わなくても真っ直ぐな線を引くための発明です。通常、ボールペンはペン先のボールを回転させて自由な方向に動きますが、この装置を使うと、ボールが転がる方向を一定方向に保つことができます。一方向にだけボールが転がるボールペンで直線を描いてみてください。計測装置を使えば、引いた線の長さもわかります。

Crafts

2010.08.18

Move-it – 簡単でグリーンなコロコロ

David GrahamのMove-itは、まだ試作機だが、大きな荷物を運ぶときのエレガントで効率的な方法を提供してくれる。ジェームズダイソンアワードを授賞したMove-itは、段ボールで作った車輪と調整可能なハンドルで構成されており、45ポンド(約20キロ)以下の荷物に有機分解性の接着材で貼り付けて使う。