Electronics

2010.04.16

チップ交換式のアルゴリズミックシンセ

Niklas Royの “Vektron modular” は、ユニークなスタイルの実験用シンセだ。メインのデバイスは基本的に操作インターフェースとディスプレイだけ。コアは交換可能なチップのほうにある。このデバイスは、マイクロコントローラーモジュールに保存されたサウンドを鳴らします。このプレゼンテーションで使用したモジュールは、Atmegaファミリーをベースにしています。これに、GCC(Arduino)とBascomでプログラムしました。基本的に、PICやPropellerなど、あらゆるTTLマイクロコントローラーで使うことができます。

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2010.04.08

洗剤ボトルのテルミン?

Fine Collection of Curious Sound Objects(奇妙なサウンドオブジェクトのコレクション)は、美大生、Georg ReilとKathy Scheuringによる不可思議なプロジェクト。ありふれた日用品を音の出る楽器に変えてしまった。それぞれのオブジェクトが持つ魔法の力には、物語があります。スピーカーやセンサーなどの技術的な部品は、極力隠しています。小さな接続ポートと黒一色の塗装から、普通ではない印象を受けます。

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2010.03.30

プレイヤーになるレコードジャケット

広告代理店のGGRPは、この紙のレコードプレイヤーを作った。ジャケットにプレイヤーが組み込まれていて、鉛筆でレコードを回転させる。いかしたアイデアだけど、じつは元ネタがあった。CardTalkと呼ばれる同じアイデアの製品だ。Global Recordings Networkが20世紀に作っている。

自分で作ってみたい人は、Dan Keithの自作のための説明書(PDF、英語、手書き)を見てね。

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2010.03.18

ブレッドボードバンドの活動記録

ブレッドボードの上に電子回路を組み立てることで音を紡ぎ出すブレッドボードバンドの活動が1本の動画にまとめられています。ワークショップの最後に収録されている1対1バトル(?)の様子がとくに面白い。
東京芸術大学の芸術情報センターでのワークショップは今年も開講されるようです。ただいま受講者募集中。
平成22年度東京芸術大学公開講座の一部として「電子楽器工作ワークショップ」が開催されます。
ハンダ付けをしなくても電子部品をコネクタに差し込むことで電子回路を組むことができるブレッドボードを使って電子楽器を作ります。

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2010.03.16

和テイスト満点の扇子型楽器

扇子を振ると音が出る。シンプルなアイデアです。手首に巻き付けられたArduinoが光センサや加速度センサの情報を集め、XBeeでコンピュータへ送り、Processingで処理をしている模様。一般的なコンポーネントをうまく使って、独自のアイデアを実現しています。センスがいいですね。

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2010.03.02

Chiptune Marching BandとMaker Faire Newscastle

興奮のDorkbot DCから今、帰ってきた。すごく刺激的な2人のアーティストのプレゼンを見たよ。ひとりはAndy Holtin 。もうひとりが田中アタウだ。プレゼン自体も魅力的だったけど、それより、この2人のMaker Faireとの繋がりと、Maker Faireがいかにアイデアやプロジェクトを育む場所であり、そこからいろいろなものが巣立っていることを知って感動した。
Andyとは、最初にオースティンのMaker Faireで会っている。彼がまだテキサス大学で教えていたころで、学生のアートショーをやってくれた。

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2010.02.05

Arduinoベースのスタイラス式シンセ – Nebulophone

Handmade Musicのオースティンの月刊イベントで、またまた楽しいキットが発表された。Bleep LabsのNebulophoneだ。Arduino互換ボード上のデジタルシンセと、プリント基板キーボードのような “スタイロフォン” を合体させたものだ。アナログフィルタ-、FLO、赤外線同期アルペジエーターなどは光でもコントロールできる。絶対ほしーっ! コードと回路図は Bleep Labsのサイトにあるよ。

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2010.02.01

ギターを弾く小鳥

アーティスト、Celeste Boursier-Mougenotの、性格が大人しいキンカンチョウを使って前衛ノイズをスタイリングしたインスタレーションだ。 The Curveに出展したこのインスタレーションのために、Boursier-Mougenotは、キンカンチョウの小鳥小屋を作り、そこにエレキギターなどの楽器を配置した。小鳥が小枝を運んだり餌を食べたりという日常の行動を楽器の上で行うと、うっとりするような音の情景が広がる。