Electronics

2009.10.26

Stylophone Beatboxの実力を見よ

[これは、ノイズギークの独り言…]懐かしいDubreqのStylophoneキーボードは、レトロでクールな電子楽器として確固たる地位を築いている。同じようなスタイラスを使ったインターフェースは、手作りシンセの世界ではポピュラーだ。第一、簡単だからね(プリント基板のパッドをグランドに接触させるだけだから、スイッチも必要ない)。残念ながら、ちゃちでローファイなプラスティックのオリジナルのシンセは、目新しさが薄れた時点で、大して音がいいわけでもなく、あんまり面白いものじゃなかった : /

ところが、Dubreqの連中が、音階ではなくてビートを鳴らすように使えば面白くなると気がついた。

Electronics

2009.10.16

Thomas Blochが演奏するグラス・アルモニカ

この楽器は、 “グラス・アルモニカ” または “グラス・ハーモニカ” として知られている。ボクは、一般によく知られている口で吹くフリーリード楽器、いわゆるハーモニカと区別するために、前者の呼び方を好む。グラス・アルモニカの音は、衝撃的なまでに美しい。その音があまりに純粋なので、18世紀には演奏家が正気を失うとまで言われていた。Thomas Blochのウェブサイトでは、彼の作品や、ここで紹介いた特製楽器に関する情報などが見られる。

Electronics

2009.09.25

ひとつのArduinoで複数のMIDI機器を制御

MIDIデバイスがたくさんあって、たった1つのArduinoでそれらを制御したいとき、どうしたらいい? いちばん簡単な方法は、デバイスをチャンネルに対応させるようにプログラムを組むことだ。でもそれは難しいという方には、little-scaleのSebastianがいい方法を教えてくれる。彼は、マルチプレクサ(デマルチプレクサ)を使って、どのデバイスがArduinoのシリアル出力ピンに繋がるかを振り分けている。そうすることで、8台までのMIDIデバイスを個別に扱えるようになる。

Science

2009.09.25

元素の歌

本日のBoing Boing Videoは、They Might Be Giantsの元素をテーマにした歌のニュービデオクリップだ。この曲は、子供向けの最新アルバム『Here Comes Science』に収められている。Coryによるこのアルバムのレビューはここで読めるよ。私の息子は、彼らの名曲『Why Does The Sun Shine?』を聞いて育った。この曲や、同じアルバムに収められている奇抜で楽しい歌を通して、何世代もの子供たちが純粋な科学を学んでいることを知って、すごくうれしい。

Electronics

2009.09.07

メビウスの輪のオルゴール

Ranjit Bhatnagarは、穿孔テープ式のオルゴールキットのテープの最初と最後を半分捻って繋ぎ、メビウスの輪のエンドレステープを作った。1回分のメロディーを奏でたあと、裏返しのメロディーを奏でる。何はともあれ、音楽的挑戦だね。
– Sean Michael Ragan
訳者から:彼のサイトにあるビデオで実際に音を聞くことができるけど、なんだかよくわからない。でも、コンセプトは美しいね。

Electronics

2009.09.04

最小限ドラムマシン

ドラムマシンのミニマルな限界に挑戦しているEric Archerは、この無駄をそぎ落としたシーケンサー内蔵のパーカッション回路を作った。この回路には、オペアンプとCD4089の2つのチップが使われていて、赤外線に反応して互いにシンクロする。じつにシンプルだ。詳しくはEric のブログをどうぞ。

Electronics

2009.08.26

Monty Montyの改造楽器

アーティストのMonty Montyは、実に独創的な改造楽器を作っている。上の写真はBlues Bikeだ。どう見ても楽器じゃないが、楽器が別の役割を与えられている感じだ。楽器として機能するものは、まったく意外な物の掛け合わせになっている。たとえば下の写真のElectric Bass and StringsやBowling Ball Bassだ。

ディテールも楽しんでほしい。Electric Bass and Stringsと、私の大好きなLumber Jack’s Axe Guitarだ。

Electronics

2009.08.25

創造の過程における失敗の役割

私は週末ごとに、シガーボックスギターを作るための時間を取るよう心がけている。簡単に作れるのだが、とってもいい音がする。シガーボックスギターを作ってみたい人はCigar Box Nationを見るといい。みんなが作った作品の写真やビデオ設計図が公開されている。棒と箱と弦で作るという基本原則を踏まえながら、驚くほど多彩なバリエーションを見ることができる。
先日、私はCigar Box Nationに寄せられた “C.B. Gitty” の “On the Role of Mistakes in the Process of Creativity(創造の過程における失敗の役割)” という記事を読んだ。

Electronics

2009.08.12

How-To: アナログボコーダーの作り方

Planetoneは、昔ながらのアナログボコーダー、Morphatronの回路図を公開した。禁断のハンダ付け工作だ!できるだけたくさんのボコーダーの回路は研究しましたが、これは最初からの設計です。簡単に入手できて安価な部品で作れるよう留意しました。また、性能を犠牲にしない範囲で、なるべくシンプルな設計にしました。
基本的にボコーダーには2つの入力と1つの出力があります。1つめの入力はプログラムです(通常はマイクを接続します)。2つめの入力はキャリア信号です(通常はキーボードを繋ぎます)。