2016.04.13
プログラミングを教えるのを止めて、コンピューター的思考を教えよう
学校管理者や教育者たちは、今、すべての学生がコンピューターサイエンスを学ぶべきだと熱心に考えている。「私たちが住んでいる今のこの世界を考えてみてください。コーディングやその他の基本スキルを持つことで、何百、何千といういい仕事に就けるようになります」と語るのは、ニューヨーク市長のビル・デ・ブラシオだ。すべての人がプログラミングを学ぶべきだという考え方には同意するが、デ・ブラシオ市長の動機には同意できない。いい仕事を得るためにプログラミングを学ぶ必要はない。コンピューター的な思考を学ぶことで、自分の世界を理解し、説明できるようになるのだ。