Electronics

2016.03.10

タミヤのギヤボックスでカメラドリー

台車にカメラを載せてゆっくり移動させながら動画あるいはタイムラプスを撮影するテクニックがありますね。ドリー撮影と称することが多いようです。お金をかけずにキレイなドリー撮影を実現するために、色んな工夫をしているDIY愛好家をYouTubeなどで見かけます。そういう人たちは、タミヤのギヤボックスキットを使っていることが多いみたい。

YouTubeでもっともシンプルでわかりやすい作例だと思ったのが777howlerさんの”DIY Ultraportable Camera Slider”。

Electronics

2016.03.09

心電図が見えるスマート名刺

仕事の関係で情報を交換する際に、今でも名刺はひんぱんに使われている。しかし、その後に連絡がほしい場合は、しっかりと目立つ名刺でないといけない。その点、MobilECGは、医療業界人への印象の付け方をよくわかっている。

MobilECGはハンガリーのスタートアップだ。医療診断用のオープンソースの心電図(ECG)ソフトウェアを開発している。ECGを知らない人のために説明しておくが、人の心臓の鼓動を折れ線グラフで示すものだ(ドラマの病院のシーンなどでよく背景に置かれているやつだ)。

Electronics

2016.03.04

Eben Upton(Raspberry Pi財団創設者)に聞いたRaspberry Pi 3

私たちは、Raspberry Pi財団創設者のEben Uptonに会い、Raspberry Pi 3、Model Bについて、それがRaspberry Piプラットフォーム、Raspberry Piの競争相手、この4年間で成長してきた巨大なコミュニティの未来になにをもたらすのかを聞いてみた。

「今日は私たちの4回目の誕生日です。私たちは800万ユニットを販売しました。

Electronics

2016.02.25

DS LiteにRaspberry Pi Zeroを組み込んだ人

RatnaさんはDS Liteのケースを改造して、Raspberry Pi Zeroと液晶ディスプレイを埋め込んでしまった。DSberryPiと名付けられたそのポータブルコンピュータはUSBだけでなくGPIOにもアクセスできるようになっていて、色んな目的で使えそう。工作の詳細はFlickrにまとめられている。

Electronics

2016.02.18

エレクトロニクスと歯車による時の可視化

真壁友さんの新しい作品が伊勢丹新宿店で開催中の『近未来美術展DOORS』で公開されている。「時の可視化」というテーマを継承しつつ、最新作はメカニズムが大きく変更された。電子回路を組み合わせて、クオーツ時計を実現している。機械式時計のプロジェクトは、当ブログでも何度か紹介したが、クオーツムーブメントを作る試みには予想外の新しさが感じられる。10分間に1度、レールの上を転がる球が時を告げる仕組みもかわいい。

開催は2月22日(月)まで。27組のアーティストによる作品が並ぶ。

Electronics

2016.02.15

レコードのようにカセットテープをスクラッチする組み合わせ式システム

Makerプロジェクトの中でも、音楽関係のイノベーションが大好きだ。コンピューターやバイオハッキングや天文学といった分野には計り知れないものを感じるが、音楽は、その表現方法が限られているメディアであるために胸を打つのだと思っていた。だがその考えは、Scratchetteによってくつがえされた。

フランス人ミュージシャンのAlexis Malbert(またの名をTAPERTRONIC)は、90年代後半からレコードやCDやテープや電子回路など、さまざまなメディアを使って音楽のハッキングを行い、ヨーロッパ中のアートギャラリーでライブショーを行い、その創造力を披露している。

Electronics

2016.02.12

Raspberry Piを無停電化するボード

Raspberry Piを連続運転している人が興味を持ちそうなボードが出たので紹介しよう。galileo-7の『ミニUPS』は一般的なモバイルバッテリと組み合わせて使う電源インターフェイスボードだ。このボードを経由して電源を接続することで、停電を検知し、自動的にモバイルバッテリからの給電に切り替えることができる。つまり無停電化できるわけだ。コンピュータ用無停電電源装置に必要な、停電時の自動シャットダウンもサポートする。

典型的な接続方法は次の写真のとおり。

Crafts

2016.02.04

Raspberry Piでつくる柔らかローストビーフ

HAMANO TsukasaさんはRaspberry Pi 2で低温調理器を製作しローストビーフを作った。電気ポットをソリッド・ステート・リレーで制御して真空低温調理法を実践している。おいしそうだ。

ソース(コード)や回路図について、下記のページで詳しく解説されている。

cuspy diary – Raspberry Piでつくる! 柔らかローストビーフ♪

PID制御の入門としても参考になりそうだ。

Electronics

2016.01.29

リモコンインセクトキットを使って簡単6足歩行ロボ

タミヤのリモコン・インセクト『昆虫』って、こんなふうにシャキシャキ動くんですね。知りませんでした。

Phuketangさんの動画では、この「昆虫」をRaspberry Piで制御しています。2個のモータードライバICを使い、反転も可能にしている。お金をかけずに、シンプルな回路で、6足歩行ロボットのベースを実現してますね。初めてのモーター制御とのこと。回路図やPythonスクリプトはブログで公開されています。