Electronics

2016.04.28

ProcessingとRasPiの組み合わせがまるでArduino

Processingが正式にRaspberry Pi(Raspbian)上で動作するようになってから半年ほどが経ちました。使ってますか? 今日は使う機会がさらに増えそうな情報をお伝えします。

上の写真はRaspberry Pi 2で動いているProcessing3.0のウインドウです。ソースをよく見るとpinModeとかdigitalWriteというキーワードがありますね。「これArduino IDE?」と勘違いしそう。両者のユーザーインタフェイスは似てますしね。

Electronics

2016.04.27

AAduino — 単三電池サイズのArduino互換ボード

AAduinoは、Arduino互換のマイクロコントローラーボードだ。スウェーデンの埋め込みシステムエンジニア、Johan Kanfloが開発した。サイズはなんとAAバッテリー(単三電池)1本と同じ。AArduinoは、標準の単三電池三本入り電池ホルダーにきっちり収まるように作られている。その結果は「非常に小さいけどそこそこパワフルで、無線ノードを備えているので、使い道の可能性は無限です」とJohanは開発の動機を話している。

「私は、Nathan ChantrellのTiny328を、スイスアーミーナイフISMノードなどでよく使っています。

Kids

2016.04.25

さあはじめよう! 子どもたちにコードを教えるための教材

子どもにコーディングを教えるときには、大人に教えるときは考えもつかないような障害に出くわす。子どもは現実の人生経験に乏しいため、たくさんの類推が子どもたち頭の中をよぎる。抽象的な思考に対処するのは大変なことだ。だから、より具体的に伝えることが必要になる。また、子どもは大変に気が短い。とくにグループになるとその傾向が強まる。即座に十分な報酬が得られなければ、彼らは退屈してボンヤリしてしまう。そうなれば、世界中のどんな講義も彼らの頭の中に何ひとつ有益なものを残さない。

Electronics

2016.04.22

Pebble SteelでRaspberry Piをコントロールするハック

(日本語版編注:本文中で触れられている「433MHz無線送信機と受信機」について、この帯域の無線は日本では利用できません。日本の電波法に沿った機器の利用をご検討ください。この件は、読者の方からご指摘をいただきました。ありがとうございます。なお、当初公開した編注が誤解を招きやすいものだったため、編注の内容を修正しました。[4/22 18:00])

私は新しいテクノロジーで遊ぶのが好きだ。ソフトウェア開発者であり、ロボティクスに興味を持つ私は、ソフトウェアとハードウェアの両方で遊べることが無常の喜びになっている。

Electronics

2016.04.21

ゴールデンウィークに作りたい電子工作キット3選

もういくつ寝るとゴールデンウィーク。今年は何を作るか、もう決まってますか? まだの人に向けて私のオススメをお伝えします。

ひとつめはサンハヤトの『Arduino用ドットマトリクスLED&マイクシールドキット』。ちょうど1年前に発売された製品なんですが、去年は紹介しそびれてしまったので、今年の筆頭にあげます。Arduinoに8x8マトリクスLED、マイク、アンプ回路を追加するシールドです。対応機種はArduino UnoとLeonardo。

Electronics

2016.04.18

まあまあのVRピンボールを最高のゲームに

私は、今年のGDC(ゲーム開発者会議)でOculusのイベントに参加したのだが、そこで初めて、ピンボールFX2 VRが開発中であることを知った。私はこのゲームを5分間試してみて、これ用のVRインターフェイスを作りたくなった。そのVRコンポーネントには、ちょっとがっかりさせられた。頭を動かして、ショットやボールをいろいろな角度から見ることができないのだ。ともかく、Oculusの発売は1週間後なので、私はホームセンターに駆け込んで、フォームコアのシートを数枚購入した。

Crafts

2016.04.14

コードによる表現を極限まで追求した先には何があるのか

ここでいうコードは、プログラミングと言い換えてもいいだろう。”Beyond Code”は、プログラミング、音楽、映像の新しい融合のありかたを示すライブパフォーマンスイベントだ。その第2回が4月22日に行われる。

Beyond Codeは、コードによる表現を極限まで追求した先には何があるのか、ライブパフォーマンスを通じて探求していくイベントです。VJ、DJ、オーディオ・ビジュアルといったジャンルの垣根を超えて「コードの先」を様々な手法で表現するアーティストを紹介していきます。

Electronics

2016.04.13

プログラミングを教えるのを止めて、コンピューター的思考を教えよう

学校管理者や教育者たちは、今、すべての学生がコンピューターサイエンスを学ぶべきだと熱心に考えている。「私たちが住んでいる今のこの世界を考えてみてください。コーディングやその他の基本スキルを持つことで、何百、何千といういい仕事に就けるようになります」と語るのは、ニューヨーク市長のビル・デ・ブラシオだ。すべての人がプログラミングを学ぶべきだという考え方には同意するが、デ・ブラシオ市長の動機には同意できない。いい仕事を得るためにプログラミングを学ぶ必要はない。コンピューター的な思考を学ぶことで、自分の世界を理解し、説明できるようになるのだ。

Electronics

2016.04.12

街の景観を奏でる自動ピアノ

街の音、と聞くと自動車や電車や雑踏の声などを想像するかもしれないが、Akko Goldenbeldは、オランダのアインホーフェンの街の建物の位置と高さをもとに、ピアノを演奏させることを考えた。

ビデオでもわかるとおり、街の中心部の地図が文字通り円筒に巻き付けられている。これがピアノの鍵盤を押すのだ。街の地図は、ピアノの鍵盤を正しく叩けるように、その幅に合わせて縮小された。

その結果生まれた「歌」は、ものすごくよかった。

Electronics

2016.04.08

ArduinoがMKR1000を発売:作例公開プラットフォームとクラウド開発環境も発表

Arduino Dayの祝賀会で、共同創設者がユーザーに向けて3つの発表を行った。ひとつはArduino MKR1000だ。小型の多機能ボードで、2015年末に発表されていたものだ。それが出荷されることとなった。さらにそれに伴い、より大きなポテンシャルを持つものとして、次世代のコミュニティ・プロジェクト・プラットフォームと、その次世代開発環境を発表した。

Arduino MKR1000

MKR1000は、Arduinoの伝統的なフォームファクターと、その論争を呼んだヘッダーのオフセットから脱却した。