Electronics

2017.03.30

電池式コードレスハンダこて「goot MSD-20」レビュー

3月に発売されたgootの電池式ハンダこて“MSD-20”は2,700円(税込)と気軽に導入できる価格帯。筆者は秋葉原にて2,000円で購入しました。気に入ったので、少しレビューしてみたいと思います。

IoTデバイスを屋外でテストするとき、あるいは電子回路を含むインスタレーションをイベントスペースで設営するとき、ハンダづけで問題を解決する必要に迫られることがあるかもしれません。そんな事態に備えて、AC電源不要のハンダこてが欲しいと思ってました。

Fabrication

2017.03.23

モンキーレンチからネックナイフを作る

KAJI ZEROさんは本職の鍛冶師なのだろうか。本格的な道具と環境で炭火をおこし、モンキーレンチを熱し、打って、研いで、紙がするっと切れるナイフを作り出す。その過程に目を奪われた。

ネックナイフは首に下げて携行する小型ナイフのこと。モンキーレンチのグリップに空いている穴が、ナイフに生まれ変わった後もちょうど良いようだ。別の動画で、鋼材にクロームバナジウムを含むモンキーがナイフ化に適していると説明している。ただし、本来ナイフ用ではないのでカーボン含有量が低く、刃持ちは良くないとのこと。

Fabrication

2017.03.02

手ごろな材料だけでできるポンプの作り方

気体や液体を動かしたいときがあると思います。ポンプを買えばいいんですが、なかなか安くてちょうどいいものは見つからなかったりしますね。でも、小容量のものであれば作れるんです。ミチシルベさんの作例は、無限回転式に改造した小型のサーボモータとシリコンチューブを使うもの。簡単なしくみでかなり高性能なポンプを実現してます。動画ではその方法がわかりやすく説明されている。ラジコン潜水艦のバラストタンクや自動水やり機もこれで実現できそう。

Fabrication

2017.03.01

データを使って究極のサーフボードを作る

サーファーにはみな、それぞれのスタイルがある。ボードに力を伝えるための体の動かし方は、標準的な形から、足を左右逆に置く人もいる。でも、それは小さな違いでしかない。どちらにせよ、水の上でボードと自分の体を前に進めるための行為だ。生まれついてのサーファー、Rob Rennは、そうしたサーフィンの小さな癖をデータ化して、そのスタイルに最適化されたカスタム・サーフボードを作ろうと考えた。Rennはこのプロジェクトを、工業デザインを学んでいるカリフォルニア美術大学の卒業論文の課題として取り組むことにした。

Fabrication

2017.02.27

プラスチックを修復する6つの方法

プラスチック製品の修復は、やったことのない人にとっては気の進まない仕事かもしれない。しかし、替えのパーツがない(たいていそうだ)、締め付けるナットがない、とにかく変形してしまった、割れてしまったなど、そんなときは、プラスチック自体を修復するしか道がない。

プラスチックは、みなさんが思っているより簡単に直せる。熱と圧力を使えば、多くのものを修復することができるのだ。なので、壊れたプラスチック製品を諦めてプラゴミ箱に捨ててしまう前に、ここに示す方法を試してみてほしい。

Fabrication

2017.02.24

初心者のための鍛冶の基本

鍛冶屋は、すでに死んだ職業だが、「Forged in Fire」のような番組を見れば、ふいごとハンマーの鍛冶屋から分化した現代風の鍛冶屋がたくさんあることに気づかされる。私がその世界に入ったときは、物事を現代風にしたいと考えていた。「常に前進していれば、この職業はなくならない!」と私は思っていた。しかし、自動式の動力ハンマーを使ったところで、よい職人になれるわけではない。また、エレクトロニクスを使って完璧に炎を調整できたとしても、それでは自分が何をしているのか理解できなくなる。

Fabrication

2017.02.17

回すと浮き出る驚きの等高線立体地図

ETM(Exploration Through Motion:動きで探索する)は、トーマス・モランの「Grand Canyon of the Colorado River」(コロラド川のグランドキャニオン)という絵画を題材にしたダビンチ時代を想定したマシンだ。これは、ペンシルベニア州イースト・フォールズにあるフィラデルフィア大学デザイン学科の全学生に出された修了製作の課題だ。私のチームは、私とクラスメイトのCharles BariloとPeter Holderithの3人。

Fabrication

2017.02.17

Kickstarterを開始する(2):プロトタイプの仕上げ

英語版編集者から:どのようにKickstarterが進められるのかを細かく紹介することに意味があると思い、Natashaの同意のもとに、彼女のキャンペーンを6つのパートに分けて紹介することにしました。

私はNatasha。www.TechnoChic.netのTechnoChic DIYテック・クラフト・キットの開発者だ。あと4週間で(3月7日だ!)、私は新しい光る蝶ネクタイのキットのKickstarterキャンペーンをローンチする。その詳細についてすべてお話したいと思っている。

Crafts

2017.02.14

Kickstarterを開始する:その裏側

英語版編集者から:どのようにKickstarterが進められるのかを細かく紹介することに意味があると思い、Natashaの同意のもとに、彼女のキャンペーンを6つのパートに分けて紹介することにしました。

私はNatasha。www.TechnoChic.netのTechnoChic DIYテック・クラフト・キットの開発者だ。

私は仕事を見つけるために、有名なクラウドファンディングサイト「Kickstarter」を5回利用している。

Fabrication

2017.02.13

170個のレーザーカット部品を使った関節付き巨大ハンド

Gapetto’s Folly(ゼペットの愚行)と名付けられたこの巨大ハンドは、Danger FirstのEtsyストアで販売されている。手を差し込むことで、関節のある指を自由に動かすことができる。170個ものレーザーカットした木製部品と、真鍮、鉄、革が使用され、クリエイティブな彫刻も施されている。

作者のIvan Owenに、どこからヒントを得たのか聞いてみた。
私はこの4〜5年間、手と奇妙な関係にありました。長い話を短く言えば、5年ほど前、創造力が湧いて(というか頭が変になって)舞台道具用に金属で大きな手を作ったのです。