Other

2015.05.22

車も蹴散らす4.5メートルの戦闘用MegaBot

フルサイズ自走式2砲搭載戦闘用MegaBotがMaker Faire Bay Areaに初登場し、巨大な自家製ペイント弾を無力なアートカーを攻撃(車は標的として用意されたもの)。その大きさと空気砲の轟音に観客は身震いした。

MegaBotsのことは聞いたことがあるかもしれない。構想中の巨大ロボットの戦闘リーグだ。しかし、実際に走って空気砲で相手を狙って撃つロボットのプロトタイプを見たのはこれが初めてだ。このプロトタイプは、小型のブルドーザーの無限軌道の上に作られているが、ゆくゆくは映画に出てくる巨大人型ロボットのように2足歩行させる予定だ。

Other

2015.05.21

RasPiと赤外線カメラで撮った皆既月食

PalmDreamsさんがRaspberry PiとPiNoIRカメラ(赤外線をフィルタでカットしないカメラモジュール)、そして口径80mmの望遠鏡を使って撮った皆既月食の映像。カラーバランスをあえてオートにして撮ると、こういう色彩になるらしい。空気の揺らぎが幻想的だ。PiNoIRは3000円台で買える小さなモジュールなのに表現力があると思います。

Kids

2015.05.20

盛り上がる子どものMakerムーブメント

Maker Faireに何度か行ったことのある人なら、嬉々として参加する、Maker ムーブメントの担い手になるであろう子どもたちの数が増えてることに気がついているだろう。初めてLEDを点灯させたときに子どもたちがかならず見せる「アハ」と喜ぶ顔は、伝染する。Maker Faireは可能性の刺激を受け、子どもたちに教えてやりたいと願う大人たちが集まる場所だ。

「Make:」、Instructables、SparkFun、Servo、「Wired」など、Makerたちの情報源へ行き、子どものMakerムーブメントが盛り上がっているという話題を提供すれば、みんなが食いついてくるはずだ。

Crafts

2015.05.19

なぜクラフト作家がデジタルファブリケーションを使わなければならないのか

プエルトリコに住むアーティスト、Angel Lamarによる小鳥の彫刻 “Chango”。最初は手で彫り、そのあとはTredéで木材入りフィラメントで3Dプリントした

1年ほど前、サンファンで3Dプリント・ワークショップで講師をしていたころ、1台の3Dプリンターに2人の芸術科の学生が注目した。面白いことに、彼らはテクノロジーに反対する態度をとっていた。ひとりは、機会が広がることに驚いていたが、もうひとりは、それを使う理由を探していた。「これは私たちを置き換えるものではないわ」と彼女は言った。

Electronics

2015.05.18

Raspberry Pi 2対応Windows10 IoTを使ってみる

Microsoftは、Windows 10のRaspberry Pi 2対応を正式に発表した。─ 2月に発表された小型コンピューター向けのOSを提供するというのがこれだ。このリリースをインストールすれば、Visual Studioを走らせたWindows 10のPCでアプリを作ってアップロードできる。

上の写真はB15ロボットだ。Raspberry PiでWindowsを走らせている。Arduinoも使われている。BUILDの基調講演の際に登場し、Hololensを使ったいくつかのカメラのマジックが披露された。

Kids

2015.05.15

まるで本物の感触のデジタルピンボール

Jan Klompは、80年代に子供時代を過ごした人間だが、本人に言わせると「44歳の子供だよ」とのこと。コモドール64、アーケードゲーム、ピンボールマシンという素晴らしいものたちに囲まれて育った。

MAME(アーケードゲームのエミュレーター)の筐体を作ったあと、ピンボール版のpinMAMEとVisual Pinballに出会った。ピンボールを画面上で再現するエミュレーターだ。当然の流れとして、彼は、自分で作ろうと考えた。

見た目も素晴らしいが、PinMAMEのほんとうにクールな点は、外部ハードウェアをコントロールできるところにある。

Other

2015.05.15

ハードウェア起業家を目指す人のためのガイド

ここ数年で、Oculus Rift、Jawbone、Sparkがハードウェアスタートアップの水準を高めてきたが、同時に新しいベンチャーを支援する情報も爆発的に増えた。実用的な解説書『Hardware Incubators, The Guide』(電子書籍で読めるようになった)の著者、MakingSocietyの創設者、Mathilde Berchonも、いろいろな分野を巡って、ついにハードウェア起業家のところへやって来た。

「私はひとつの目的のために、この本を書きました。

Crafts

2015.05.14

発泡スチロール板と工作用紙で作るコロコロ迷路

発泡スチロール板と工作用方眼紙だけで作るコロコロ迷路。道具もカッターと定規、そして何本かペンがあれば良い。発泡スチロールに深さ5ミリの切り込み線を格子状に引き、そこに紙の壁を立てていくという手法。シンプルだ。でも、出来上がった迷路はかなり複雑。動画の迷路を作るのに、約6時間必要とのこと。作者の雪風かんなさんは「迷路の構想、下準備、作成」の3日に分けて作業することを勧めている。この迷路をプレイしている動画はこちら。

BB弾コロコロ迷路で遊んでみた

詳しい作り方はこちら。

Electronics

2015.05.13

MicrosoftとArduinoが共同でハードウェアサポートを発表

Microsoftは、どんどんMakerフレンドリーになってきている感じがするが、今日、彼らの求愛行動はさらに加速し、マイクロコントローラーのメーカー、Arduinoとの2つの新しい共同プロジェクトを発表した。

どちらのプロジェクトも、Windows 10といっしょに、Microsoftのデベロッパーカンファレンス、Buildで発表されたもので、これらによりMicrosoftは、いっそうMakerムーブメントに関わることとなる。

Fabrication

2015.05.12

ヘリコプターを一から作ったニュージーランダー

エンジニアでロータークラフトの愛好家であるCameron Carterは、自分のヘリコプターで空を飛ぶ夢を実現させた。この精巧な飛行マシンを作るのに、このニュージーランド生まれの技術者は12年を費やした。

彼は、飛行機の先駆者たちが解決しなければならなかった問題をすべて含むプロジェクトを探していた。最大の動機は、不可能だと思われていることも実現できると実証したいという思いだ。ビデオでは、彼がラジエーターの水圧や熱サイフォン効果やシャットダウン後のオーバーヒートなどの問題と格闘する姿が見られる。