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2018.07.24

Maker Faire Tokyo 2018の見どころ #1|自作キーボードの世界を堪能する

Text by Yusuke Imamura

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人間とコンピュータをつなぐインターフェースの代表がキーボードである。最近は既製品のキーボードにあきたらず、自分好みのキーボードを作る人々が増えているという。特に左右が分離したキーボードは両手を広げて入力できるため、肩こりになりにくいとされ人気のようだ。

自作キーボード ゆかりや」が展示する自作キーボード「ゆーかり」は複雑な曲面を持つケースを3Dプリントで作成し、トラックボールも備えている。また一般的なパソコン用キーボードと違い、キーの位置が上下でずれない「格子配列」であることも特徴である。Maker Faire Tokyo 2018では自作キーボードに関する同人誌も出展する予定。

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Self Made Keyboard in Japan」はキーボードの自作に魅せられた人々のコミュニティである。Maker Faire Tokyo 2018にはメンバーが自作したさまざまキーボードを出展する。キーボードそのものの自作のほか、キーキャップ(キーボードのキー部分)の作例や、オリジナルのキー配列の提案なども展示するとのこと。バラエティ豊かな自作キーボードの世界を見ることができるだろう。

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TALPKEYBOARD」はキーボードを自作するためのさまざまなパーツを扱うショップである。押し心地が異なるさまざまなキースイッチやカラフルなキーキャップ、制御基板などを販売している。自作キーボードの世界を解説しつつ実物に触れることができるという。

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変わり種の自作キーボードを出展するのは「じゅにゃ・たま・ちぎ」のじゅにゃ(@junya28nya)氏。スマートフォンのフリック入力ができる外付けキーボード「物理フリックキーボード」などを展示する。Googleが2016年のエイプリルフール企画で製作していた「Google日本語入力物理フリックバージョン」とは異なる機構を採用し、小型化と低コスト化を実現している。

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