Fabrication

2017.09.11

[MAKE: PROJECTS]エアスクープで爽やかな風を車に取り入れよう

私が最初に所有した車にはエアコンがなかった。当時はむしろ、エアコン付きの車のほうが珍しかった。その代わりに、換気用の小さな三角窓があった(図A)。三角窓は外側に開くことで、外の新鮮な空気を強制的に車内に送り込む仕掛けになっている。それで汗が蒸発して体が涼しくなった。みんなが想像するより、ずっと気持ちがいいものだった。涼しいだけではなく、刈りたての牧草や庭の芝生、花や落ち葉の香りも楽しめた。また、谷の日陰に入ったり、ニューイングランド地方の山に登ったときの気温の変化も感じられた。すべてが懐かしい。

Fabrication

2017.07.27

塩ビパイプで作る自転車の屋根

自転車に雨よけ、日差しよけの屋根があったら便利かもしれない。でも、どうやって付ければいいだろう? この問いに対する解答のひとつがこれ。塩ビパイプを前カゴから後部の荷台へアーチ状に渡し、そこに透明シートを張っている。ステアリング操作をしても、細い塩ビパイプがほどよくしなって、追随してくれる。動画を見るとうまく機能しているように見えます。もともとは、大阪の屋根付き自転車屋ショップ「コロポックル」の店長さんのアイデアとのこと。詳細は上記動画の解説欄にあります。

Fabrication

2016.01.18

燃料を使わないペダル式トラクター

小さな畑と大きな畑とでは、必要とされる道具がまるで違うのだが、常にちょうどいい道具があるとは限らない。その隙間こそ、オープンソースプロジェクトが入り込む絶好の場所だ。パワフルな専用農機具が必要なぐらい広いが、大型トラクターを買う予算もなければ、それほどの規模でもない。そんな畑のために、Bicitractorは生まれた。グリーンで静かで健康的な解決策だ。

Bicitractorは、オープンソースのペダル式トラクターで、中小規模の野菜畑に向いている。開発したのは農家の中の農家だ。

Electronics

2012.11.12

古いネットブックをアニメーションする車のテールライトに

Jason Torchinskyは、古いネットブックを高度にカスタマイズ可能な自動車のテールライトにするという「どう考えてもアホなアイデア」を思いついた。基本的なアイデアをスケッチしたので、あとは誰かが作るだけだ。

彼によると、アニメーションするテールライトのコストは100ドルから500ドルだという。それなら「この安くて小さいやつ(ネットブック)のパワーを最大限に」引き出してやりたい。中古で100ドル程度だからね。
Jasonは、これが合法かどうかわからないと語っている。

Fabrication

2012.09.06

Aerofex Hoverbike – 目指せスター・ウォーズのスピーダー

カリフォルニアに本社を置くAerofexは、運転者の膝の動きで舵を切るという、ダクテッドファンを使ったホバーバイクを開発している。ダクテッドファンは60年代から存在するが、これだけの容量のものに運転者がコントロールできるほどの十分な安定性を持たせたのはAerofexが初めて。

Hoverbikeは、サンフランシスコで開かれたAmerican Helicopter Society Future Vertical Lift Conferenceでお披露目された。

Electronics

2012.08.29

Andyの自家製ダンプ

みんなでカナダに移住してトラックを作ろう。
Andyの自家製トラックは、植林をする人たちに物資を送りとどけるためのもの。ピックアップトラックでは入れない場所まで入ることを想定されている。全地形万能車が使われることもあるが、それには大量の荷物が詰めない。だからこれが作られたというわけだ。
ウニモグやハマーH1なんて車があれば活躍できるだろうが、価格が高すぎる。
エンジンは運転席の下にある。フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンだ。通常は後ろ向きに配置されているものだが、ここでは前向きに置かれている。