Science

2011.02.08

イギリスの技術者が自分の大動脈のインプラントを自作

たしかに、Tal Golesworthyは高名な医師グループのひとりで、医療映像技術の専門家として相談を受ける立場にいる人だけど、彼はこう書いている。「もしダモクレスのメスが胸骨の上に吊されていたとしたら、なんとかしようと思うだろう。だからそうしたのだ」 運命的な診断から手術が成功するまでたったの2年。インプラントは、Golesworthyの心臓のデジタル画像を元に設計され、ラピッドプロトタイピング技術で製作された。詳しくはこちらをどうぞ。The Engineer(英語)。

Electronics

2011.02.07

ロボットジョッキーのショックな話

News From The Futureから…
…ドバイ警察はスタンガンのキットを販売し、同地域で最大で5000ポンドを稼いだ犯罪者集団を特定した。スタンガンは、ロボットジョッキー(ジョッキー=騎手)に組み込まれていた… 遠隔操作でラクダに電気ショックを与えて、より速く走らせる目的だ。
このロボットの話は前にも聞いたことがある(スタンガンのことではなく)が、今回のニュースを見てちょっと調べたくなった。

ロボットジョッキーは、キャメルレースで人間のジョッキーに代わって広く使われるようになった。

Electronics

2011.02.04

Super Awesome Sylviaのジャンクボットのマウシーちゃん

Super Awesome Sylviaが、かわいい「ジャンクボットのマウシーちゃん」プロジェクトに挑戦。これはMake英語版 Vol.02(日本語版ではVol.01英語版)でGareth Branwynが書いた記事を参考にしている。
ペットを飼いたいけど、パパもママも反対ってウチだって、ジャンクボットのマウシーちゃんがいるわよ! 今回は、光を探して歩くこのネズミロボットの作り方を紹介します。古くなったマウスと、いらない材料で作るのよ。さあ始めましょ。

Electronics

2011.02.04

ボルトのすべてがわかるポスター

Makeの外部筆者、James Floyd Kelly が、この便利な情報を教えてくれた。Bolt Depotのホームページには素晴らし情報が載っているが、特にこの印刷できるポスターはありがたい。すべてのボルトとナットとコネクターが正式名称付きで列挙されている。Fastenerタブをクリックすると、さらに詳しい情報を見ることができる。留め具の見分け方のチュートリアルもある(ボルトの長さの正しい表し方など)。
– John Baichtal
訳者から:Type-Specific Infomation(タイプ別情報)では、アメリカ式とメートル式の両方のサイズの表記があるから親切だね。

Electronics

2011.02.03

電車でゴッドファーザー

京急新1000系等に使われているシーメンス製VVVFインバータ(通称ドレミファインバータ)でゴッドファーザー『愛のテーマ』を奏でたらこんな感じなのではないか、というHideponさんの妄想が動画になりました。
この音は合成やサウンドシステムなどではなく、PWM周波数を音階にしてモーターのコイルを励振させて出しています。発音原理としては実機と同じと思います。
もし本当にこんな動作音の電車があったら、毎朝とても悲しい気分になりそうです。

Electronics

2011.02.03

テキストで鍵を開ける "open pls. TY"

Billy Chasenが考えたこの賢い装置があれば、もう鍵を持って出かける必要はない。自分の部屋の錠前をPropellerベースのSpinneret ウェブサーバーと繋いだ。TwilioというSMSゲートウェイを使い、短いテキストメッセージを送信すると鍵を開け閉めできる。それだけじゃない。認証機能もある。セキュリティ対策として、許された人だけが開けられるホワイトリストに対応している。
すごいプロジェクトだ。彼の錠前が急にふざけた言葉を返してきたりしないように願ってるよ。「本当に開けますか?」とか。

Fabrication

2011.02.02

自分で組めるマルチツール

Switchは究極のモジュラーポケットナイフです。17種類のアタッチメントを自由に組み合わせて、最高に便利なツールが作れます。Switchの幅も軸を交換すれば変更できます。ホーム、オフィス、アウトドアなど、テーマごとにツールを作るのもいいでしょう。どんな組み合わせにしても、Switchは、あなた流の、あなたのツールです。
Switch セットに含まれるもの。
– アタッチメントを挟む外部カバー1組。
– アタッチメントを固定するキャップ1組。コインで取り外し、取り付けが可能。
– 軸アセンブリー3つ。

Fabrication

2011.02.02

BotCaveで何が起きているのか?

MakerBotの共同創設者でMakeの元筆者Bre Pettisが、MakerBot.comに「what goes on at the BotCave(BotCave で何が起きているか)」という長い記事を書いている。
MakerBot Thing-O-Maticを注文すると、届くまでに7週間と言われる。言い換えれば、7週間で納品するのが我々の目標なのだ。MakerBotでは非常に多くの業者から200種類以上のパーツを調達して作られる。業者からの部品が納期に届けばいいが、届かないことのほうが多い。

Electronics

2011.02.01

拡張された衣服としての乗用車

落合陽一さんと豊島圭祐さんによる新しい自動車のプロトタイプ。「操縦者の眼球の動きと同じように動くロボット眼球、ジェスチャーを車の外に映し出すプロジェクター、車の表面に近づくものを皮膚の感覚として表現するシステムをセットにした、ホムンクルスというシステム」。自転車乗りの筆者としては、ドライバーの視線がわかる機能がすごく良さそうに思えました。