2012.08.30
Maker Faire@The Tech – Maker作品の新しい展示形式
昨晩、私はサンノゼで開かれていたMaker Faire exhibit at The Tech Museumのクロージングレセプションに参加した。 The Tech Museum of San JoseのLath Carlsonとキュレーターのチームは5月のMaker Faire Bay Areaを訪れて、この夏の展示のためのMakerを選んでいたのだ。上のリンクに、出展者のリストがある。私も何枚か写真をとり、見て回った。
リンク: Google+のスライドショー
Makerの作品が違う環境で展示されているのを見るのは新鮮だった。キリンのRussellは檻に入れられ、歩き回ることも音楽を鳴らすこともできないでいた。作者のLindsay Lawlorもその場にはいず、新しい改良点の説明を聞くことができなかった。それでも、ロビーでRussellが出迎えてくれるのはうれしかった。Maker Faireとの繋がりを感じさせるものはないが、Maker製の展示作品からは、プロフェッショナルな美術館の展示作品とは違った雰囲気が伝わってくる。どうやって作ったかがよくわかるので、これらを見た人たちが、自分でも何か面白いものが作れそうだと感じてくれたらいいと思う。Carlsonによれば、Makerたちは、自分の作品が美術館に並ぶのを心から喜んでいるという(Maker Faireでは見かけなかった作品もいくつかあった – Maker Faireの出展数はすごく多いからね)。
この夏、4万人ほどの来場者があったと Carlsonは話してくれた。その多くはMaker Faireを知らない人たちだったそうだ。展示作品はかなりの興味を惹いたようで、とくにサマーキャンプの一貫として訪れた子供たちや家族連れに人気が高かったという。この展示会場にはThe Techのスタッフが5名常駐して、Maker製の作品について説明をしたり、体験ワークショップを開くなどの対応に当たっていた。いつか、Maker Faireの展覧会が全国を回るようになるかもしれない。The Techも来年の夏にまたこれを開催してくれるとうれしい。私は、こうした作品の展示セットを用意しておいて、学校で展示できたらいいと思った。学校のロビーに展示をして、先生や生徒たちに刺激を与えてMakerを育てるのだ。
The Tech Museum of San Joseと出展Makerのリスト
リンク: The Tech Museum of San Joseの Maker Faire 作品展示
– Dale Dougherty
[原文]