今年の暴風雪「ネモ」に遭遇した人たちは、もう雪はこりごりと思っているだろう。雪なんて当分見たくない。雪かきなんてもうしたくないってね。今こそ、雪かきロボットを作る絶好の機会だ。ロボットがあれば、暖炉のそばに座って暑いココアを飲みながら、心地良い椅子に座って雪かきができる。
Scale4x4RCフォーラムのメンバー、Hajenは約2年かけて8分の1スケールのPistenbully(スノーキャット)をゼロから作り上げた。溶接して作ったシャシー、自作無限軌道、ファイバーグラスのキャビン、連結式のブレード、2モーターの強力な推進力といった驚くべき特徴を持つ。彼のサイトでは、細かい写真やテスト走行のビデオが見られる。今、彼が取り組んでいるのは、後部に取り付けるティラーだ。これを使うと、本物と同じように雪に筋状の跡が残る。
カナダ在住のロボット愛好家、DJ Suresは、雪については詳しい。地元のロボットコンテストに出展するために作ったロボットを、彼と学生たちとで雪かき用ブレード付きの電動車両に改造した。自動車用のバッテリーで駆動し、操縦はDJのEZ-Robotコントローラー(Maker Shed で販売中)で行う。これで彼は、コンピューターの前に座ったまま、改造アウディS4のための車路を除雪できる。
なんだか棺桶にも見えるけど、ideaLaboratoriesRoboplowは猛獣だ。1.5メートルの空気圧駆動式ブレード、6輪駆動、660アンペアのパワー、車載充電コントローラー、夜でも除雪できるLEDヘッドライト、上下左右に動くカメラという仕様だ。重さは450キロと言われている。ビデオを見るかぎり、猛烈に雪を蹴散らす感じだ。
このほかにもすごい雪かきロボットを知っている人は教えてね。
– Michael Castor
[原文]