写真提供:Littlefreelibrary.org
こんなかわいい施設を見たことがあるだろうか。住宅の前庭に立てられた、小鳥の巣箱や郵便受けより少し大きめで、美しく装飾された箱だ。よく見ると、中には本がたくさん入れられていて、「本をお持ちください。本を返してください」と書かれている。これは、リトル・フリー・ライブラリーと呼ばれるものだ。本をみんなで共有しようという運動だ。
だが、これが一部で問題にぶちあたっている。リトル・フリー・ライブラリーは建築法に違反しているというのだ。カンサス州リーウッドに住むある男性は、リトル・フリー・ライブラリーのために罰金を科せられた。本人は近所のみんなが喜んでいると話しているが、なかにはこれを「目障り」だと訴える人もいた。つまり、この小さな本の家は、みんなが大好きというわけではなかったのだ。リーウッドでの一件の詳細は、上のニュースビデオを見てほしい。
こうした活動に参加してみたい方、またはリトル・フリー・ライブラリーがある場所を知りたい方は、下の地図を見てほしい。
みんなはどう思うだろうか。ぜひ意見を聞かせてほしい。MAKE編集部では、素晴らしいという意見が大半を占めたが、それぞれの地域の法律をしっかり考慮して行うべきだと思う。近所にこれができたらどう感じるだろうか。ここで紹介したような美しいものでなかったら、どうだろうか。
– Caleb Kraft
訳者から:地図を拡大して見ると、日本にも、神戸と長崎県の諫早にひとつずつあるようだ。ストリートビューでは確認できなかったけど。
[原文]