TRNIOを使った3Dフォト。撮影:Kasimir Szekeres
3Dスキャナーの購入を考えている? それもう、自分のポケットの中にあるかも。
スマートフォンは、簡単なスキャンを行うための有効なプラットフォームになり得る。3D写真やInstagramのような3D交換サービスもたくさん現れるだろう。
Autodeskの123D Catchは現在すでに利用可能だが、新規参入組は、このエコシステムを大きく拡張する可能性がある。
現状からの解放:これらのアプリは3Dデータをクラウドで処理するようになっているので、電話機の処理に負担をかけることがない。
すでに利用できるスマホ用アプリ:無料のiOSアプリ、 TRNIOだ。Fabalooというブログサイトがテストドライブを行っている。彼らによると「かなりいい」とのこと。しかし、本当にエキサイティングなのは、「常にポケットの中に3Dスキャナーを持ち歩けること」だという。
すぐそこに見えているもの:Replica Labsは現在、スマホ(iOSとAndroid)用のアプリ、Rendorを秋までに発表する予定で準備を進めている。Rendorはアプリと、オブジェクトをより正確に3D化できるようにするグリッド(下の写真)をプリントして使うようになっている。
謎に包まれたIHTFP Labsは、スマホ用3Dスキャナーの開発も行っている。
今わかっているのは、彼らのウェブサイトに書かれている次の内容だけだ。「私たちはMITの機械視覚研究者で、起業家としても実績があります。この分野で20年以上の経験があります。私たちは、みなさんのスマートフォンを3Dスキャナーにすることで、3Dスキャンのプロセスを民主化したいと考えています」
そんなわけで、現在実際に試せるのは2つだけ(123DCatchとTRNIO)で、2つが待ちの状態だ。
ところで、大きめのポケットを持っている人には、3D SystemのiPad用スキャナー、iSenseもある。499ドルで予約受付中だ。7月後半に出荷されるという。
もう入手した人もいるかもしれないiSenseタブレットスキャナー。
– DC Denison
[原文]