2014.09.05
舞台裏:バーニングマンの準備
月曜日の大雨の前、一般開場の前、1万人を超えるMakerやアーティストが材料や機材とともにネバダ州のブラックロック砂漠に集まり、準備をしていた。
「早入り」パスは、バーニングマンの名物にもなっている展示物の製作を行う人々に渡される。ゲートが開く前に入るには、Makerにならなければいけない。または、Honarariumプロジェクトの一員になるか、公認テーマキャンプか、あなた自身の作品となるアートカーの製作に携わっていることが大切だ。
その時間は、20年前のバーニングマンを思わせる。みんなで力を合わせて、チームワークや新しい友情を楽しみながら、何カ月も前から準備してきた出し物を屋外で作る。
作ることは、バーニングマンの原点だ。それは、発想、計画、機知、集中、組み立て、協力、コミュニティーという形で、先週末の雨水が溜まった砂漠のあちらこちらで目撃できた。
John ZenziusのMothershipアートカーの組み立て。
バーニングマンの金属工房。Edwardsのアイアンワーカーも備えてある。
Fledglingという作品の最後の調整を行うアーティスト、Christian Ristow。
2014年のバーニングマン寺院。製作はDavid Best。
寺院の材料の60パーセントはMesa Boogieのスピーカー工場の廃材。
寺院をデザインしたDavid BestとアーティストのKaren Cusolito。Bestによると彼は重要なデザインソリューションを提供してくれたそうだ。
寺院の現場監督、Jules Mancillaは、これまでに3つの寺院建設を行っている。そのうち2つはDavid Bestの作品だ。
丸屋根の代わりにクレーンが見えているが、それでも息をのむドームの眺め。
寺院建設スタッフの昼食会議。David Bestが進行を務める。
寺院の建設にはデジタルファブリケーション技術が欠かせない。サンフランシスコのピアー9にあるAutodeskのショップがサービスを提供してくれた。
ドームを作る工房。鋳型で作られたドームには本物の金箔が貼られている。
ここでは有名なアーティスト、Jon SarriguarteとKyrsten Mateは今年は大きな作品を持ち込まなかったが、オークランドで寺院の部品製造を行い、現地で取り付けを手伝った。
バーニングマン・ネットワークの管理主任、Ralf Muehlen(マップに注目)。
砂や手形で汚される前に、Getting your Bearingsという作品を離れた場所から確認するアーティスト、David Boyer。
最新ゾートロープ、Eternal Returnの仕上げを行うPeter Hudson。
DIT = Doing it Together(一緒にやる)
– Sabrina Merlo
[原文]