2014.09.22
日常生活で使える3Dプリント:カメラ用具、歯磨き粉絞り出し器などなど
3Dプリントの話をするとき、よく聞かれるのは「でも、実用性はあるの? お人形やオモチャしか見ないけど」という質問だ。というわけで、「使えるプリント」と題した連載コラムを開始しようと思う。これから、実用性のある3Dプリント製品を紹介していく。
Glide Cam
この3Dプリントで作れるGllide Camは、カメラスタビライザー。買えばかなり高価なものだ。
使わないときに自転車を壁に掛けておけるシンプルでエレガントなデザインだ。大きなフックの場合は、自転車使用中に壁から突きだしている姿が美しくない。
歯磨き粉絞り出し器
歯を磨くとき(かならず磨こうね)、誰もが遭遇する難題に、最後の歯磨き粉を絞り出す方法がある。それを簡単に解決してくれるのが、この天才的なデザインだ。スロットにチューブを差し込んで回すだけ。これを書いている今、じつは私もこいつをプリント中です。
イヤホン巻き取り器
この小さなプラスティックの塊は、ポケットの中ですぐに絡まってしまうイヤホンを、きちんと保管してくれるもの。ここに巻き付ける時間と、絡まったコードを解く時間が同じぐらいだと指摘する人もいるが、巻き付けるほうが、解くよりもフラストレーションの度合いがずっと低い。
Pebble用充電スタンド
スマートウォッチの最大の問題点は、常に充電していないといけないというところだ。スマートウォッチのデザインにマッチしたかっこいい充電スタンドがあればいいと思うが、なかなか売ってない。だが幸いにも、自分でダウンロードしてプリントすることならできる。
トランポリンのネットホルダー
トランポリンは非常に危険なスポーツだ。ほんと。『シャークウィーク』を見るより『トランポリンウィーク』を見た方が怖いかも。社会に対する脅威の入口だ。しかし、同時にめちゃくちゃ楽しい。そこで、ぴょんぴょん飛び跳ねる人がスプリングや地面の上に落下せず、安全に楽しめるように考えられたのが、トランポリンを囲むネットだ。この3Dプリントは、そのネットを固定する部品が強い日差しで劣化して壊れたときのための交換部品だ。
あなたは、何か役に立つものをプリントしたことがありますか? あなたの身の回りに、いいアイデアがあったら教えてください。メールをください。写真と簡単な説明を添えていただけたら、ここで紹介します。
– Caleb Kraft
[原文]