2014.09.22
紙のストップモーションによるSFミュージックビデオ
フランス人トリオ、Ödlandによる新作ミュージックビデオは、紙で未知の世界を表現した手作りペーパークラフトのSFコマ撮りアニメーションだ。
このビデオのタイトルは『Après Avoir Décroché Les Étoiles』(星を得たあと)。Ödlandという遠い未知の惑星をバンドが探検するというもの。彼らは建物の廃墟を発見するが、それは実は宇宙船であり、彼らはそれに乗って地球に帰ってくる。監督を務めたÖdlandのシンセサイザー奏者、Lorenzo Papaceによると、このビデオは彼らが旧ソビエトをツアーで回っていたときに、半年以上かかって製作したとのこと。ソビエト時代の宇宙競争を象徴する建造物の廃墟が印象的に使われている。
このビデオでは、壮大な宇宙冒険を紙で表現したばかりでなく、下のビデオでもわかるとおり、テルミンの不思議なサウンドが響く。
Ödlandのビデオは、メタルバンド、Throneが製作した、もうひとつの手作りコマ撮りアニメーションのミュージックビデオに驚くほどよく似ているが、そちらは刺繍のパッチをデジタル処理している。DIYミュージックビデオはいいもんだ。(the creator’s projectより)
[原文]