2014.11.28
「スター・ウォーズ」ファンが作ったアホみたいに細かい段ボールのミレニアムファルコン
素晴らしい体験だった! 私は子どものころにミレニアム・ファルコンをいくつも作ったが、最後に作ってから30年がたった。アニメーションアーティストとして長年働いてきた今(更年期にさしかかり)、今だったら本気で作れそうだと考えた。そこで、ミッション達成! 地下室に置いてあった箱をほとんど使って、全長1.5メートルのファルコンを見事に作りあげた。妻も大喜びしてくれた! 🙂
Thomas Richnerは職業を変えた方がいいのではないか。R2-D2やミレニアム・ファルコンなど、段ボールをリサイクルして別のものを作るという才能はきっと商売になる。誰か、彼を雇って才能を活かしてほしい!
このめちゃくちゃ細かいミレニアム・ファルコンは、実際に格納できる引き込み脚などのディテールが、まさにこの世のものとは思えない。140時間をかけた製作過程がわかるよう、彼の imgur ギャラリーの写真を下に並べてみた。
空箱がいくつかあった。それをリサイクルに出すか、または、地下室で 1.5メートルのミレニアム・ファルコンを作るか。後者を選択した。
移動に耐えられる強度にするために内部構造を考えた。うまく組み上がってくれた。基本的なデザインと作り方は、実際の映画用に製作されたファルコンの写真を参考にした。
時間をかけて、本物のモデルと部品のサイズを揃えた。映画に使われた大きなモデルと同じサイズにしたかったのだ。こっちは少しだけ大きいかもしれない。
デザインには少し自由度を与えた(私が持っていた市販のプラモデルと、1977年のKenner社製オモチャと、映画の写真のミックスだ)。さらに、手作り感を出すために、ちょっと形を不揃いにしてみたりした。
レーダーの土台は回転できる。また、レーダーは磁石でくっつくようになっていて、移動の際には取り外せる。
本体の外装を取り付け始めたところ。ホットグルー (早く付いて強い) と木工ボンドを使用。
外側のディテールを作り始めたところ。本体よりも細かい部分のほうが時間がかかった。
これをやってみたかった。帝国の逆襲で、タイファイターを振り切るために小惑星の洞窟に入ったときのファルコンだ。オタクだねー!
船体の裏側。着陸脚のハッチが見える。これらが後方にスライドして脚が格納される。
レーダーを作るのは楽しかった。上下に首を振り、回転もする。すべて段ボール製だ。船体に這っているパイプには一部バルサ材を使っている。
完成すると、彼はこれをColumbus College of Art and Designに持ち込んで、グリーンスクリーンの前で撮影した。紙で作った R2−D2 も持ってきてた。大きさがよくわかる。
Columbus College of Art and Designのグリーンスクリーンの前で撮影。
まるでスター・ウォーズの映画のセットにいるようだった。楽しかった。
グリーンスクリーンで撮ったからには、こんなこともしなければ!
– Caleb Kraft
[原文]