2015.01.30
3Dプリントした「スター・ウォーズ」スタイルの義手をストームトゥルーパーが少年にプレゼント
John PetersonがE-Nableと共同で開発し、3Dプリントしたクローン・トゥルーパー義手を装着するLiam Porter。
ある劇場に帝国軍のクローン・トゥルーパーの一団が現れ、あるスター・ウォーズファンにユニークな義手をプレゼントして驚かせた。Liam Porterは生まれつき左腕の肘から先がないため、高価な義手を使っていたのだが、それは彼が成長するごとに再調整が必要だった。Porterと家族ぐるみで付き合っていた友人がその問題を知り、3Dプリント技術を使って彼のための義手のデザインを始めた。
E-Nable (お金のない人のために義手を作るボランティア団体) の協力を得て、John Petersonは、クローン・トゥルーパーのアーマーに似せた義手を開発した。とくに注目すべき点は、Liamが成長しても簡単に長さを調整できるところだ。つまり、通常の義手のように、しょっちゅう新しいものと交換する必要がない。
腕は回転が可能で、クランプ式の手で物を掴むことができる。Liamは装着してすぐにその操作を覚えた。Liamは、彼が住む街の映画館で、スター・ウォーズのリアルなコスプレ集団として知られる501st Legionから義手と同時にクローン・トゥルーパーのヘルメットもプレゼントされた。彼は多くを語っていないが、その表情から気持ちが十分にくみ取れる。
[原文]