Fabrication

2015.10.26

ディズニー映画をモチーフにしたかっこいい最新義手

Text by Caleb Kraft
Translated by kanai

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義手にはさまざまな種類がある。余計なものをすべて取り除き、できるだけ安価にしたものから、もう片方の手にそっくりに作ったものまでいろいろだ。なかには、自分の好みに合わせて装飾を行う人もいるが、あまり一般的ではない。

できるだけ多くの人に機能性が高く安価なバイオニック義手を提供しようというグループ、Open Bionicsは、人気映画をモチーフにした新しい義手を作ると発表した。よく目立ち、人の注意をひき、みんなを楽しませてくれる義手だ。

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ディズニー、ILMとのコラボレーションで、Open Bionicsはすぐに商品化される3本の映画をもとにしたデザインを決めた。その3つの映画とは、『アイアンマン』『アナと雪の女王』『スター・ウォーズ』だ。単に外観だけではなく、LEDが内蔵されるなどのエレクトロニクス効果も仕込まれている。人が大勢いる部屋の中でもよく目立つ。そこが狙いなのだ。

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さらに、Open Bionicsの義手は形だけではない。腕以外の筋肉グループの信号を使って動かすことができる。筋肉を動かすことによって生じる信号を受けて、手が閉じたり開いたりする。下のビデオを見てほしい。

この狙いは、人々、おもに子どもたちに、義手の装着を誇りに感じてもらうことだ。義手を恥ずかしがる子どもたちが少なくない。この映画をモチーフにした義手は、そんな子どもたちに自信をもたせ、装着を楽しいものにしてくれるだろう。

原文