2016.06.30
自動黒板複写装置AMATERASU
どりきゃすさんたちがRaspberry Pi3を使って作ったこのデバイスを使うと、先生が黒板に書いた内容を、自動的に余すところなく記録することができる。カメラモジュールで板面をインターバル撮影する、というのが基本的な動作だが、先生の姿を除去したり、少しずつ書きかわる板書の差分をうまく検出したりと、実用性を高めるための工夫がされている。
詳しい動作原理とPythonのソースコードが下記のページで公開されている。
2016.06.30
どりきゃすさんたちがRaspberry Pi3を使って作ったこのデバイスを使うと、先生が黒板に書いた内容を、自動的に余すところなく記録することができる。カメラモジュールで板面をインターバル撮影する、というのが基本的な動作だが、先生の姿を除去したり、少しずつ書きかわる板書の差分をうまく検出したりと、実用性を高めるための工夫がされている。
詳しい動作原理とPythonのソースコードが下記のページで公開されている。
2016.06.28
Jimmy DiRestaは工房中のあらゆるものに、自分のロゴマークの焼き印を押している。彼だけにそんな楽しいことをさせておいていいのか。作ったものの記念に、そして芸術的にクラフト的に自分の印を入れたいなら、焼き印は楽しくてクールな方法だ。
メールオーダーの3DプリントサービスShapewaysが、業務用の3Dプリンターを使って、鉄で3Dプリントしてくれることはあまり知られていない。これを利用すれば、どんな焼き印用のコテでも3Dプリントできるというわけだ(もちろんShapewaysのガイドラインの範囲内で)。
2016.06.24
家の近所を走り回るヴァンは、たいていどこかに荷物を運んでいるわけだが、あの大きさがあれば、中で寝られると考えたことない? そう考える人は他にもたくさんいる。ここに、田舎でも都会でもキャンプに使える「DIYスリーパーヴァン」を紹介しよう。
Vanualモバイルスタジオ
おそらく、今回紹介するなかで最高の出来だろう。ポップアウトウィンドウを持ち、丈夫そうなルーフラックもある。内装は木材だ。詳しい写真はここで見られる。作り方はVanualページで解説されている。
2016.06.23
真壁友さんの作品『時の可視化2016』の制作過程を収めたメイキングビデオ。オリジナル・クオーツクロックができるまでの様子が美しい映像でまとめられています。
CAD上での作業から始まって、材料の準備、CNCフライスでの加工、旋盤、電気回路、そして組立と、工程全体を追体験できます。金属を削る様子を見るのが好きという人はぜひ見てください。途中、ちょっと特殊な電子工作のシーンもありますね。私はあとでもう一度、冷たい紅茶を用意してからゆっくり見ようと思います。
2016.06.22
National Week Of Making(全米メイキング週間)が始まった(日本語版編注:この記事の原文は6月17日に公開されました)。オバマ大統領は公式の声明を発表し、これがアメリカの国民の行事となった。これより、6月17日から6月23日までは、National Week Of Makingとなる。今週末はNational Maker Faireが開かれ、アメリカ中からいろいろな発明品を見せにMakerたちが集まってくる。入場料は無料だが、事前にチケットを手に入れてほしい。
2016.06.21
Maker Faireでは、創造性について語る人が大勢いる。その中にときどき、自分を一段階上の人間に引き上げてくれる刺激的な人がいる。私の場合、それは「To Green and Beyond」の創設者で、15歳のRajee Shahだった。Shahは、ジャンクメールやカタログや古い地図などをアップサイクルして、紙のイヤリングやペンダントライトなど、さまざまなものを作っている。私は、Maker Faire Bay Areaのゾーン2で出展していたShahに会い、話を聞いた。
2016.06.20
David Neatのblog of modeling tips(モデリングのコツブログ)に、こんなコメントが載った。「モデリングサイトの聖杯を見つけたような気分だ!」と。DavidのシンプルでわかりやすいWordPressブログは、質、量ともに、見た目よりもはるかに充実している。Davidはモデル作りの本を書いたり教えたりしているのだが、このサイトの内容は、彼の本、教室、レクチャーの集大成だ。
そこには、モデリングの製図方法から材料、モデリング技術(一般的なものから専門的なものまで)などなど、山ほどの情報がある。
2016.06.17
私は、ヴィンテージなテクノロジーに、現代のコンポーネント、とくにRaspberry Piを使って新しい命を吹き込むことに燃えている。先日私は、Upcycled Retro Technologyシリーズの最新作として、AlexaPhoneを発表した。それは1970年代のTrimphoneで、アマゾンのAlexa音声サービスが受けられるようにRaspberry Piを使って改造したものだ。受話器をとり、質問を話して受話器を置くと、Alexaが答を話してくれる。おもに周囲に転がっていたものを使った本当に楽しいプロジェクトだった。
2016.06.16
2016.06.15
初期の時代のコンピュータープログラムは、パンチカードが使われていた。テキスタイル業界から持ち込まれたシステムだ。今でも、編み機ではパンチカードが使われているが、このテクノロジーを、ハックした編み機でフルに活用し、Arduinoを使ってデジタルにコントロールしようとしているグループがある。
AYAB Knittingのメンバーは、オープンソースのArduinoシールドを開発した(上の写真)。デジタルな入力を、編み機用の機械的な出力に変換する。下のビデオを見ると、そのアイデアがよくわかる。