Other

2016.06.14

Makerのための5つのメタレベルな助言

この「Make:」では、自分の手で何かを作っるためのコツや知恵や技術を紹介してきた。切ったり、貼ったり、削ったり、つないだり、ときには工房を整理したりするためのコツだ。

今回は、ちょっと違う。もっと「メタ」なレベルだ。メイキングの頭を広げるものであり、考え、プロジェクトの計画、予想をまとめる方法であり、Makerとしていかに振る舞うかに関することだ。

バード・バイ・バード

私の好きな本に、Anne Lamottの『Bird by Bird』(邦訳は『ひとつずつ、ひとつずつ』)という、執筆と生活のアートに関するものがある。

Electronics

2016.06.13

[MAKE: PROJECTS]Raspberry Piでポケットに入るLinuxパソコンを作ろう

私はこのニンテンドーDSサイズのコンピューターをRaspberry Piと市販の部品で作り上げた。これは完全機能のLinuxコンピューターで、フルシステムに行えることのほとんどが行える(ゲーム、ウェブ関係、ビデオ、音楽など)。

外部ディスプレイに画像を送ることもできるので、デスクトップ・コンピューターとしても使える。

他にもいろいろ作っているので、私のYouTubeチャンネルを見てほしい。

Other

2016.06.10

Maker FaireはいかにMakerコミュニティに貢献しているか

今年のMaker Faire Bay Areaでは、例年のとおり日曜日の朝にアダム・サベージが登場して、「電気キリンの上の説教」とも呼ぶべきスピーチを行った(下のビデオ)。彼は電気キリンのRussellの上に立ち、集まったファンたちに語りかけた。メイキングの価値とそれが彼の人生に与えた影響について、心に残る話をユーモアを交えて語ってくれた。話が終わり、質問コーナーになった。すると、ひとりの若い女性が彼にこう質問した。自分のやっていることを悪く言われたらどうするかと。

Electronics

2016.06.09

iPhoneのセンサーデータをネットワークへ飛ばすアプリ

ワン・トゥー・テン・ドライブ社のZIG SimulatorはiPhoneの強力なセンサーデータをネットワークを経由して指定のコンピュータへ飛ばすアプリだ。複雑なGUIやデータ処理の機能は持たず、ただひたすらシンプルにデータを送信してくれる。IoTプロジェクトをプロトタイピングするときに有効な実装方法のひとつとなりそうだ

ネットワークプロトコルはUDP、データフォーマットはJSONまたはOSC、センサーデータの更新レートは1サンプル/秒から60サンプル/秒となっている。明快な仕様だ。

Fabrication

2016.06.08

“グローカル”で行こう:分散製造でビジネスを築く

Anne FilsonとGary Rohrbacherの夫婦には先見の明がある。彼らは建設会社を運営しているが、同時に2人ともケンタッキー大学の教授でもあり、シンプルでモダンな製品を、ネットワークされた、または独立したデジタル製造工房を使った、まったく新しい形でデザインするスタジオ、AtFABの共同創設者でもある。

“モノではなく情報を出荷する”

Gary Rohrbacher:私たちは、“デジタルクラフト”というものが実際にあると信じています。

Science

2016.06.07

Science Journal: Googleの最新Androidアプリはアマチュア科学者向けのデジタルノートブック

GoogleはScience Journalをリリースした。Android用の最新のアプリだ。Science Journalはデジタルの科学用ノートブックで、子どもたち(あらゆる年代のアマチュア科学者)がAndroidフォンの各種センサーを使って実験ができる。電話機だけで、音、光、動きが検出でき、科学に簡単にアクセスできる。

アプリそのものは終わりがない。直感的に使えるシンプルな形式のツールが提供されているが、アプリのローンチに合わせて、Googleはエクスプロラトリアムの専門家と提携して、いくつもの実際に手を使ってものを作るプロジェクトを開発している。

Crafts

2016.06.03

家庭用3DプリンターでTシャツにロゴやキャラクターを直接プリントする方法

3DのロゴをTシャツにプリントしよう! 家庭用プリンターで普通のPLAやABSなどのフィラメントを使い、Tシャツに直接3Dプリントができる。

必要なもの
標準的な3Dプリンター。標準的なPLAまたはABSフィラメント:我々は加熱ベッド付きのUltimaker 2と、加熱ベッドのないZeepro Zimを使った。

Tシャツ:コットン、ポリエステル、またはその混紡。表面に大きな装飾があるものは、エクストルーダーとぶつかってしまう。

小さなクリップ:小さなプラスティックのクリップか、小さなまち針をお勧めする。

Other

2016.06.03

Maker Faireでアダム・サベージが語る「メイキングは物語、自分を信じてくれる人がいない時には」

Maker Faire Bay Areaで、もう何回も行われてきたアダム・サベージのサンデー・プレゼンテーション。日曜日の朝のお説教のようなものだが、毎回大勢の聴衆を喜ばせている。今年も例外ではなかった。電子キリンのRussellの背中に乗って、アダムは作ることの大切さに関して、おかしくて、自由で、ときどき心にひびく1時間のスピーチを行った。どんなものでも作ることはメイキングだ。子どもをMakerに育つよう教えること、あらゆる人に対してメイキングのハードルを下げることの重要さが語られた。

Crafts

2016.06.02

毎日30分間のProcessing

この数ヶ月、ずっと見ているサイトを紹介します。”30 min. Processing – 30分でProcessingで何かを作る”と題されたこのサイトは昨年の8月から毎日更新され、新しいProcessingのスケッチが公開されています。美しい画像や面白い動きを生成する短いスケッチが、ソースコード付きで、毎日。継続する力に圧倒されます。ほとんどのスケッチはブラウザ上での実行が可能で、動きのあるものもすぐ見ることができます。Processingプログラマーにとってのサンプル集としても貴重な存在かもしれません。

Crafts

2016.06.01

ペットボトルで作る人道的なネズミ捕り

2リットルのペットボトルと針金と2つの木の切れ端と、ちょっとの金具で作ったこの捕まえて逃がすためのネズミ捕りがいい。ビデオを見れば、これがどのように働くのか、そしてどうやって作るのかが詳しくわかる。簡単な作り方は下記のとおり。

ペットボトルと木材の他に使うのは、2つの針金のブラケット。ひとつはボトルの中央に通して軸にするもの。もうひとつはネズミが逃げるのを防ぐブロックを固定するものだ。

ボトルのバランスポイント(重心)を見つけたら、そこにブラケットを通し、ネジとワッシャーで木材に固定する。